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NY紀行①

進撃ミュニューヨーク全4公演が無事終わりました。
ご観劇いただいた皆様、ありがとうございました!!


このブログは
初めてのニューヨークに浮かれたわたしのNY紀行。記憶の新鮮なうちに殴り書いたものです。
進撃ミュのこともあるといえばありますが
どっちかというと私の個人的な旅行記みたいになってます。仕事なのに。
ご了承ください。


10/6 

1日目

飛行機を降りたら、もうアメリカの匂いがしました。甘いようないい匂い、いろんな人の香水が混じったような、日本とは違う匂い。空気は日本より乾燥して、サラサラしていました。だだっ広い空港でトランクを受け取って外に出たら黄色いタクシーが見えて、"ついに来たんだ"と実感が湧いたけれど、建物の隙間から見える空は日本と同じに見えました。

空港を出てすぐみた景色


13時間フライトのあとも美しいみつさんとパンパンのぼく


1日目はホテルにチェックインするだけの予定だったので、荷物を置いてタイムズスクエアを散歩しました。キラキラした街やイルミネーション、展望台にはあまり惹かれないわたしも、この景色はテレビで見たことがありました。

左に見えるのが後述する「tkts」(正規品)


それからわたしは食べ物にめっぽう弱い。こんかいの旅でも恐ろしいほどGoogle mapにピンを刺して来ておりまして、その9.5割が食べ物のお店でした。


食べ物の店ばかり


Junior'sのチーズケーキとアメリカ!なカップケーキを買って、tkts(ちけっつ)へブロードウェイのチケットを買いに行きました。
赤いジャケットを着た人がウロウロしてて、私たちがtktsの列に並ぼうと掲示板を見ていたらメニュー表みたいなのをみせてくれました。わたしは"SIX"が見たかったので、今日のSIXある?と聞いたらあるよ!90ドル!こっち来て!と言われて、tktsとは違う方に連れていこうとする。あっちにも販売所があるんだよ、come on!と言われ、列から離れて歩き出した時、わたしの脳内で「これ、進研ゼミでやったやつ!!」という声が響きました。

行きのバスの中でガイドさんが教えてくれたのです。tktsのフリをしてチケットを売るダフ屋がめちゃくちゃいると。
カムカム!と誘導するお姉さんを「90ドル!?ソー エクスペンシブね!バイバイ!」と強引に振り切りtkts列に戻った私たちは、他のやつらとは面構えが違ったことでしょう。

ダフ屋さんはtktsのスタッフと絶妙に同じ色の赤(赤って200色…はないだろうけど多分20色くらいはあるでしょ)のジャケットを着ているんですが、背中を見るとデザインが違います。それからtktsスタッフさんは行列に張り付いていて外をウロウロして観光客に声をかけてまわったりしない、気高きスタッフなのです。
tktsは「進撃ミュの広告を特等席で見られるあの高台の真下」にあります。これの偽物が「進撃ミュの広告を出しているビルの1階」にもあるのです。こっちはtktsではないお店で、同じようにブロードウェイのチケットを販売しているところですが、tktsの方が正規のお店なので安いです。並んでないからすぐ買える♪と買うと、ほとんどの場合高くつきます。 


この階段の下ですtkts

こうして無事、正規のtktsで当日夜のSIXのチケットを見たら71ドルで買えたのです。あっぶなすぎ。


PLAYBILL


SIXはブロードウェイで絶対に見ると決めていました。なぜなら、彼女たちはわたしには「ゴン強⭐︎おとなのセーラームーン」に見えるから。
来日公演に先駆けてYouTubeで初めて映像を見た時、色分けされた衣装にミニスカート、キャラの個性の強さがまるでセーラームーンみたい!と思いました。歌やダンスがやばいのはその時に知っていたけど、いざ劇場で見ると、やばいどころではありませんでした。

★☆★☆ヤバい☆★☆★

です。

幕が切って下ろされた瞬間、バカでかい女性が6人いました。実際にはそこまで大きくないのに、めちゃくちゃデカくて強い女の人たちに見えて、カッコよすぎて胸が震えた。
そこからは、もう歌唱力の暴力。夢女爆誕。6人6様の声質と歌唱に魅了され、しっぶいダンス、ゴン強の体幹、軸、全てが最高の時間でした。あと生演奏のバンドもすっばらしくて、特に190センチくらい身長がありそうなアフリカ系のスラーーっとしたベーシストが長い指で弾くベースがカッコよかった〜〜〜!!

何より、私にとって初めてのブロードウェイミュージカルがSIXだったことが、わたしの今後の人生に大きく影響する気がしています。
新しい目標ができた!

SIXに出るぞ!!

黄色か白か青をやりたいな

ホクホクでTシャツとトートバッグ、あとライブCDを買ってホテルに帰り、買ったチーズケーキとフルーツを食べて就寝。Junior'sのチーズケーキ、本当めちゃくちゃ美味しい。思い出したらまた食べたくなる、柔らかくて甘くて程よいザ・ニューヨークチーズケーキなのです。

あ、SIXを見る前に、同室ののんちゃんが美味しいと言っていたハンバーガーやさん「five guys」へ行きました。アメリカ!ってやつが食べたいけど日本にはないところがいいなぁと思っていたのでちょうど良かった。

これ、ミニ

店に入ると、さっきまでリスいた?ってくらいなぜかナッツの殻が散らばってたり、一人で誰かと会話しながらものすごい量のハンバーガーとポテトを食べる女性が居たり、近くに住んでるティーンが長居してたりして最高でした。
所詮日本人な胃袋が心配なのでミニにしたらやはりピッタリサイズで、ミニでもビックマックくらいはありました。チーズバーガーにしたらチーズしか入ってないよって言われて、トッピングでピクルスとオニオンとマヨ入れたらなんか味が足りなくて、???ってなってたら、ケチャップが入ってませんでした。マクドナルドで育ったわたしとしては、ケチャップも選択式なの!?となりました。あとポテトがめちゃくちゃ美味しかった。そういう情報はみんながまだNYに居るときに出せよな!?!ってわたしも思ってます。すいません。


ツーショがカップルぽくなるのが悩みなお二人


同室ののんちゃんは赤ちゃん猿みたいな顔と性格(褒めてる)なんですが、これが意外と相性が良くて、衛生感覚や時間感覚、一人っ子、大雑把などが一致して、お互いベッドの上でピザとフルーツを食べながらゲラゲラ笑ってたかと思えば、アラレもない姿で無言のままスマホをみながら時々独り言を言ったりして、わたしの同室には最適な相手でした。いつも稽古場や楽屋では赤ちゃん猿みたいに(褒めてる)くっついてくるんですが、二人の時は「まりささんお風呂ためときましょうか?」とか「(ホテル戻りながらエントランス時点で鍵を探そうとする私に)あ、のん鍵もう出してます」とか敏腕秘書みたいな瞬間があって訳がわかりません好きでした。


のんちゃんが撮ってくれた写真

そんな彼女は、空き時間にストイックに予定を詰めまくるわたしとほとんど行動を共にしてくれました。おまけに映え写真を撮るのが上手いので映像や写真がたくさんあって嬉しい。わたしは人に「写真とってくれない?」と頼むのが超苦手なので、こうしてブログに残そうとすると記録があって助かりました。その分彼女のことも撮れるだけ撮ってましたが、「のん、被写体真ん中がスキ」「…あんま盛れてないからもう一回のんのスマホで撮ってほしい」などと何回も撮り直しさせられました。あ、全然!!苦情じゃないよ!!?精進します。

めちゃくちゃ書いたけどこれまだ1日目です。どういうつもり?書き終わる気ある??

2日目からスピードアップします。力尽きませんように。


このベリーのパックがお気に入りでした

②へつづく

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