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雪がいっぱい

私は北海道に住んでいます。

今年の北海道は雪が少ないと言われていたけれど、先週から雪がたくさん降って、今は車道も道幅がとっても狭くなっています。

雪国に住んでいて車を運転する人はみんな経験することなのかもしれないけれど、一台通るのがやっとな道路もあるので、必然的に譲り合うことが必要になる道もあります。

この間お散歩をしているとき、高齢者住宅の前の狭くなってしまった道路にデイサービスの車が停車していた。もちろんデイサービスの車にはしっかり施設の名前とデイサービスと記載されていた。車のドアが開いて、杖をついた高齢の女性が職員に支えられながら降りてきていた。高齢者の住宅に入っている方がデイサービスから帰ってきたみたいだ。こんな雪の中なら杖を使うのも大変だよなぁと思っていたら、一台の対向車が結構なスピードで近づいてきた。

もちろん道幅が狭いから、車は一台しか通れない。デイサービスの車が停車しているし、まだ人が降りているところだから待っててあげるのかなぁと思ったけれど、対向側の車はデイサービスの車の目の前に車をつけた。まさにお見合い状態。そして、クラクションを鳴らした。しかも3回。

待っててあげるもんだと思った私は少しびっくりした。確かに道路に停車することが良いことではないのはわかるし、道の真ん中に停まっているのも迷惑なことはわかる。自分が急いでいたら、尚更どけて欲しくてイラつくこともあると思う。

デイサービスの車が来ることがわかっているんだから住宅の人がもう少し車が停まるスペースを雪かきしてあげてたらいいのにとか、色々思うことはあるけれど、今更それを言っても仕方がない。デイサービスの車だって、そこで停車しないと降ろせないんだから仕方なく停車したんだと思う。状況的に色々仕方ないことが重なってしまったんだと思う。

この日見たことに関して、対向車の運転手さんが悪い‼︎と言うつもりはないけれど、せめて降りきるまでちょっと待ってあげることはできなかったのかなぁとは思ってしまう。

もしかしたら対向車の対応が正解だったのかもしれない。恥ずかしながら私は交通ルールの知識が広いわけじゃないから正解はわからない。だけど、もし自分がこの時の対向車側の人の立場になったとき、気持ち的には待つ選択肢を選びたい。もちろん、その時の状況にはよるんだと思う。

そのためには、自分に余裕を持つことが必要なはずだ。この寒さであったかい布団にいるとついつい睡眠欲に負けてしまって時間ギリギリで行動しちゃうこともあるけど、来たる時の自分が気持ちと時間に余裕を持てるように、これからはちょっとだけ余裕を持って行動していくようにしようと思う。

だけど、神様

お願いだから、雪は小分けに降らせてくださーい。

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