トキメクって、こういうこと。
りんご箱買い。人生初!
『出会ってしまった』って、思ったのです。
昨年の秋から冬に差しかかった頃。
「よかったら、食べてください」と知人にいただいたりんご。
小ぶりなりんごが、袋に3つ入っていた。
今まで果物にトキメキを感じたことはなかったし、りんごは特に(ごめんね、りんご)何かを感じることはなかった。
それが。
皮を剥いているときから、美味しい予感がしたのです。
『あぁ、いい香り』
ひと口食べて、驚いた。
『あぁ…出会ってしまった』と。
あまりの感動に、りんごをくれた知人へ連絡。感動そのままの気持ちをお礼とともに伝えた。
そして。
その美味しいりんごの情報提供をお願いした。
旦那さんのご実家近所のりんご農園らしく、毎年義理の実家から箱で届いて食べ切れないと言う。
「その農園の名前、教えてください!」
りんごの段ボール箱の写真と共に、農園の名前と大まかな住所がメールで送られて来た。
ホームページもあるとのこと、早速確認したところ、そこには注文の受付電話番号が記されていて、ネット注文などは出来ないようだ。
電話をし、数日すると…
待ちに待ったりんご箱が!
箱に印刷された赤ベコに、思わず「待っていたよ〜」と、笑顔になる。
運命の出会いを経て、再会。
やはりトキメク。
果物で感動するなんて。
支払いは郵便局からの後払い。
りんご箱に入っていた郵便振替払込取扱票を持って、郵便局へ。
必要事項を記入し終えて、ふと思う。
払込取扱票の通信欄って…ナンデスカ?
郵便局員さんへたずねると、通信欄に書かれた内容は払込先の方へ届くという。
私は、その通信欄へ記入した。
どんなことを書いたかと言えば…
・美味しいりんごに出会えた感動。
・果物で感動したことへの喜び。
・冬の楽しみが増えたことへの感謝。
・今から来年が楽しみである旨。
・大好きです。
小さな通信欄のスペースに、ファンレターのような、ラブレターのような熱いメッセージを書いた。
「きっと、受取人様も喜ばれますよ」と、郵便局員さん。
今年もあの季節がやってくる。
運命の出会いをした、私のりんご。
早く…食べたーい!
小牧幸助さんの楽しい企画に参加させていただきました。