ひきこもり日記*カウンセラーはどんな話しをしているの?聞いてるだけ?
その日の彼女の声は、少しだけ、ちゃんと心があった。一言目でそのときの彼女の気分が、わかるようになってしまったわたしは、HSPでよかったかもと、少し自分のことを認めてあげた。
「死にたい」と電話をしてきてから10日ほどたった。1日何度も彼女の声を聞く。引きずられて正直、しんどいときもあった。話をしているうちに、あきらめに似た感情がわいてくる。わたしがここで心配しても、彼女は「やるときはやる」のだろう。薬の副作用で朦朧としているときは、本人もよくわからない状態らしい。住所を聞き