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アラスカクルーズ行ってきた (1) - 行く前編


アラスカは憧れの地

突然ですが、「バケットリスト」というものがあります。英語のスラング「kick the bucket(=死ぬ)」が由来だそうで、「生きているうちに自分がやりたいことリスト」のことです。

私も何年か前にバケットリスト作ってみました。2/3が「⚪︎⚪︎行ってみたい」的な項目で、ほとんど旅行先リストみたいになっちゃったんですが、アラスカももちろんその中に入ってました。他にも「オーロラ見る」とか「氷河の上歩く」とかアラスカでなら実現できそうな項目もいくつかあって、ある意味アラスカはバケットリストの筆頭的な存在でした。

なので50歳の誕生日にアラスカクルーズ行こうと思ってたんだけど、なんとその年にコロナのパンデミック発生で、クルーズなんてとんでもない!って行けなくて。でもそろそろいいかな?ってことで、今年いよいよ敢行することにしたのです。

やっぱりクルーズ

別にアラスカに行くだけならふつうに旅行してもよかったんだけど、クルーズだと自力で移動しなくても船が行き先に連れて行ってくれるので、移動手段とホテルの手配をしなくてよくて旅行計画がとっても楽という大きな利点があります。

特にアラスカの場合、移動手段は大きなネックになりえます。アメリカで移動手段といえばレンタカーですが、アラスカでは道路が通じていない街や国立公園もけっこうあります(州都ジュノーもその一つ)。また、広大なので、行きたい場所が点在してる場合、ドライブにずいぶん時間を取られることになります。その点、クルーズなら、寝てる間に船が運んでくれるので、移動時間を気にしなくてすみます。

また、クルーズでは寄港地ごとに各種オプションツアーが提供されてるので、それぞれの街の名所や名物を自分でいちいち調べて予約しなくても、オプション追加するだけで楽しいアクティビティがいろいろできます。

ということで、やっぱりクルーズで行くことに決定しました。まあ、一度豪華?客船を体験してみたい!というのも大いにあったので、一石二鳥ですね。

クルーズラインとクルーズプランを選ぶ

とはいえ、メジャーなクルーズラインはほぼどこもアラスカクルーズを運行してるので、どの会社のどのクルーズにするか、選択肢が多すぎて決められない・・・。結局、一緒に旅行する義父母に選んでもらい、ホランド・アメリカの「グレイシャー・ディスカバリー+デナリ国立公園」11日間の旅に決定しました。

私はクルーズラインの違いはよく知らないのですが、若いファミリーがメインターゲット?のカーニバルやセレブリティ、ディズニーと比べて、ホランド・アメリカの方が落ち着いているというか少しターゲット年齢層が上なのかな、という印象でした。80代の義父母とアラフィフ夫婦にティーン息子という我が家のメンバー構成にはちょうどよかったと思います。姉妹会社のプリンセスも似た感じみたいでした。

ホランド・アメリカはアラスカクルーズのパイオニア的存在でもあるらしく、アラスカ航路だけでも、インサイド・パッセージ(太平洋北西部沿岸のシアトルからスキャグウェイにかけての入り組んだ海峡を通り抜けていく航路)だけを行き来するものから、バンクーバー〜アンカレッジを往復するもの、片道クルーズの後でデナリ国立公園やフェアバンクス、果てはカナダのユーコン地方まで足を伸ばすものまで、各種のクルーズプランを提供しています。

その中で、私たちが選んだ「グレイシャー・ディスカバリー」は、インサイド・パッセージでクジラやオルカ、ラッコなどの海の生き物との出会いや沿岸のたくさんの島や入江の景観を満喫しながら(運がよければ岸辺にグリズリーベアやムース、マウンテンゴートを見られるかも?)、船や飛行機以外ではアクセスできない街に寄港して観光やアクティビティを楽しんだ後、グレイシャーベイ国立公園とカレッジフィヨルドに寄って氷河の眺めを堪能するプランです。せっかくアラスカまで行くのだから、少しは内陸部も見られるよう、クルーズの後にデナリ国立公園に2泊滞在するオプションもつけました。

旅行日程

Day 0: バンクーバー観光
Day 1: バンクーバーでクルーズ船に乗船&出航〜
Day 2: インサイドパッセージを北上
Day 3:ケチカン寄港
Day 4:ジュノー寄港
Day 5:スキャグウェイ寄港
Day 6:グレイシャーベイ国立公園
Day 7:カレッジフィヨルド
Day 8:ウィティアー到着&下船!リムジンバスでデナリ国立公園へ
Day 9:デナリ国立公園(の入り口)でラフティング&ハイキング)
Day 10:眺望列車でアンカレッジへ
Day 11:アンカレッジから自宅へ

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