なんでもないこと15
本当に久しぶりに書きますね。
この「なんでもないこと」シリーズ。
日々の暮らしの中で、大抵のことはなんでもないと思いつつ、記してみると意外と大したことだったり。でも改めて考えてみると、やっぱりなんでもない。
それが日々の積み重ねのような気がする。
積み重ねて、歳をとる。
それが人生。
【人生初めて記録】というカテゴリーがあった
今年の初めに、「人生初めて記録」というカテゴリーをつくって書いていたことを思い出した。
それから初めてのことってあったかな?
きっとあったんだろうけど、流れて行っちゃったんだろうな。
それで久しぶりに「これは初めてだぁ!」とハッキリ自覚できる出来事があったので、記す。
ネットで宝くじ購入
10月20日。
8月の富士山ぶりに山に登った。
一緒に行った友人①が道中で突然「ハロウィンの宝くじ買いたい」と言いだした。調べてみると、この日が販売最終日で、帰る頃には宝くじ売り場は閉まっている。
友人②は少し前に買った宝くじで五万当たってテンション上がったと話した。でもせっかく当たるならもう少し高額がいいなあなんて、たらればを言った。
たまたま話題に上がった宝くじ。
ハロウィンジャンボの販売終了は今日。
売り場では買えないけど、ネットなら23:50まで買えるらしい。
なんだか「縁」めいたものも感じてしまう。
じゃ、買うか。
山へ向かう車中の3人は、とにかく話があっちこっちに行く。
方々に行くけれど、大抵は将来のはなし。
将来と言っても、大きな夢や野望ではなくて、現実のはなし。
お金のこと、日々の生活のこと、老後のこと・・・
NISAだの、積み立て保険だの、宝くじだの。
スマホで手続きをして、あっという間に購入できた。
連番とバラを10枚ずつ計6,000円。クレジットカードで。
味気ない。
本当に買えているのか?
そもそも、ネットで買って当たった人っているのか?
調べたらちゃんと記事があった。
どうやら当選者はいるようだ。
これを調べている時点で、自分が当たる気満々な感じがして笑う。
こうやって少しでも夢が見られるのが宝くじの良いところ。
当たったらどうする
額にもよるけど、100万以上だったら、まずは海外旅行したい。
仕事なんかはできる限り放り出して(笑)、来月にでも行きたい。
以前、宝くじではないけれど、シナリオコンクールで賞を頂いて、賞金100万円を手にしたことがある。その時はノートパソコンを買って、脱毛に行った。残りは貯金した。
お金が手に入ると、ぼんやりと「したいなぁ」と思っているけれど、手を出さずにいたことにまず手を付ける傾向があると分析している。私の場合、それがパソコンであり、脱毛であった。
その額が大きければ大きいほど、家や車を買う……仕事を辞める……とかになっていくんだろうな。
宝くじの紙そのものが手元にあれば、神棚に飾ったり(ないけど)、祈りを捧げたりできるのだろうけど、わたしの買った宝くじはインターネット上にしか存在しない。なんなら買ったことを忘れてしまいそうだ。
でもそのくらいでいい。
少しの期待。
それがいい。
当たったらどうする?
とワクワクしているくらいがちょうどいい。