恐怖のオイルライス
旅のくだらない噺手帖「ミャンマー・ラオス旅編」
前回『謎の集落と謎の祭り』も是非お読みください。
友人と、そういえばミャンマーの郷土料理って食べてないよねぇ、みたいな話になって。ホテルの近くの地元民が行くようなレストランに入ってみた。英語は通じない、メニューを見たって分からない・・・友人の持って来ていたかの有名なガイドブック「地球の歩き方」の”旅で使える会話”のページを開いて調べ、有名なミャンマー料理を聞いてみる。通じたのかはわからないが、店員は『オイルライス』と言った。
オイル・・・ライス・・・
響きだけでヤバそうなその料理。オイルぎっとぎとのご飯なのだろうか。チャーハン的なものなのだろうか。でもチャーハンはフライドライスだし。イメージがつかない。そして、なんかやられそうな料理だ・・・でも郷に入っては郷に従え。ミャンマーのご飯を食べずして、ミャンマーに来たと言えるのか!思い切って、オイルライスを注文した。
ご飯と、数種類のオカズが運ばれてきた。オイル漬けしたゴーヤ、オイル漬けした肉らしきもの、ザーサイっぽいの、もやしナムルっぽいのなど・・・
恐る恐る口に入れてみると・・・うまい!いける!
この小皿をご飯と一緒に混ぜて食べるのがオイルライスという料理らしい。他の店でも注文してみたが、具材が変わるだけで同じテイスト。
ちなみに現地の人たちのお弁当はオイルライス。いろんな具材をご飯に乗ってけて食べるスタイル。ミャンマー is オイルスタイル なのである。
ちなみにミャンマーカレーも食べてみたが、カレーというよりはオイルカレーと言った方がよいくらいのオイル度合い。お肉もジューシーと言うよりは、ジャーキーを調理した感じで噛み応え十分なニク!味が濃い目なので、自然と平らげてしまっているから怖い。ビビってはいたけれど、意外とハマってしまったオイルライスなのであった。
しかし、このオイルライスが後に悲劇を生むことになろうとは、この時私たちは1ミリたりとも思っていなかった・・・
料理番外編。
フルーツスムージーが安くてうまい!
まぁ、カップはあれだけど・・・1000チャットで飲めちゃう。そして美味しい。オイル食べすぎだから中和されていいかも。
クリエイトすることを続けていくための寄付をお願いします。 投げ銭でも具体的な応援でも、どんな定義でも構いません。 それさえあれば、わたしはクリエイターとして生きていけると思います!