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【2020/12/2】好きなものを単純に好きと言える精神を。

わたしは「好き」のハードルが高い。

これは恋愛においての話ではなく、モノやキャラクターや芸能人という意味で。簡単に「わたしは○○が好きです」とか「わたしは〇〇さんのファンです」と言えない。

それは、極めている人が大勢いるから。たくさんのお金と時間をつぎ込んでその対象を応援し、幸せを考え、行動している人たちが。溢れ返る情報をいち早く精査し、時に翻訳し、拡散している。今わたしが「好きだなぁ」と思っているアーティストに対して、そこまでの根性も思いも持っていない。

分かりやすく言うと、そこそこ好き。

わたしはいつだって「そこそこ」だ。

なかなか「ものすごく」に成り得ない。

学力も、運動神経も、何かを愛する気持ちも、何事も。

それがずっとコンプレックスだった。器用貧乏と言われ続けてきた。自分でもそう思うし、どこかで「それの何が悪い」と思っている。

でも。

そこそこと決めているのは誰?

自分じゃなかったか。

常に自分が考える格上の人と比較して、それに比べたら自分は「そこそこ」だと決めつけていた。誰かにとっての「そこそこ」はまただれかにとっての「ものすごく」かもしれない。わたしにとっての「がんばった」は誰かにとっての「ものすごくがんばった」かもしれない。逆もあるだろうけど。

「そこそこ」は自分の防弾チョッキだ。

「そこそこ」なら傷つかない。

もっとやれるから、って言い訳できる。

「ものすごく」頑張りましたって言った時、「頑張ってないじゃん」って言われたら嫌だから、そこそこにしていただけ。

堂々と「頑張りました」「好きです」って言える精神をわたしは持たないといけない。持った方がきっと楽しい。それは人との比較ではなく、自分の中で精一杯であればいい。どんなレベルに行っても、否定してくる人はいるし、称賛してくれる人もいる。

自分にフタをしないで。

あふれる思いを、胸を張って主張しよう。

わたしは・・・

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