
【2021/1/31】ザ・コール
公演が終わり一息ついたので、Netflixでマイリストに入れていた作品を処理しようかなぁなんてカーソルを右に左に動かしていた。
タッチパッドだとたまにエンター押しちゃうことがあるんだけど、今回もそれが起こって、突然始まった。
あの、コンテンツが始まる最初に出てくるNetflixの文字と
ドゥドゥン!!
って言う効果音、いつもめっちゃビックリするんだけど。あれどうにかなんかいかな。あれが良さっていうか、ひとつのオープニングセレモニー的な要素もあるっていうのは理解しつつ。
しかも『ザ・コール』っていう韓国のホラー作品だったから尚更ビクッってなっちゃって。
主演は数々の韓国ドラマで主役をはり、韓国イケメントップスターと共演をしている(羨ましい)パク・シネ。
現代(2019年)を生きるパク・シネ演じるソヨンは母が入院したと聞き、幼い頃過ごした家に戻ってくる。携帯をなくしてたソヨンは家のワイヤレス電話で自分の携帯にかけるが、すぐに切られてしまう。それからしばらくしてまた電話が鳴る。それは、20年前(1999年)に同じ家に住んでいたチョン・ジョンソ演じるソンヨンからの電話で、ふたりは時空を超えて繋がる。ソンヨンは養母から虐待されており、ソヨンから聞く未来の話を聞くのが唯一の楽しみ。ふたりは次第に心を通わせていく。ある日ソンヨンは、火事で死んだソヨンの父を助ける。するとソヨンの現代がガラリと変わり、父も母も一緒に幸せに暮らしている現実になった。一方ソヨンはソンヨンが養母に殺されてしまうと教える。その情報のお陰で一命を取り留めたソンヨンだったが、彼女はとんでもない行動を次々と起こし...
内容は実際に見てほしいのでここまでにするが、とにかく最後までどうなるか分からない。ピンチを切り抜けたと思ったら、もっと大きなピンチがやってくる。そして信じられないくらい、主人公(ソヨン)がジリジリと、そしてズタズタに追い詰められていく。見ているこっちは「ハッピーエンド」を考えるから、「どうにか助かって」「この辺で手を打って!」「もう無理だって!」とお願いするんだけど、全然聞いてくれない、この作品。
最後は本当に後味が悪い。そして考察したくなる。
それからとにかく演技がスゴイ。パク・シネの恋愛モノ以外を初めて見たけど、ものすごく引き込まれた。それに少しあざといというか、ソンヨンを怒らせる女特有の無意識の上から目線が滲み出てて良かった。結局、苦しむんだけど。ソンヨン役のチョン・ジョンソも新鋭の女優らしく、見たことがなかったけどとにかく「ヤバいやつ」を演じるのがうまい。豹変していく姿もある意味カッコ良かったなぁ。他の作品もチェックしたい。
ホラーだけどそこまでグロテスクじゃないので、サスペンス、スリリング系、推理ものが好きな人も楽しめると思う。ぜひ。
そして、これを見て、思い出した作品がある。
『嵐の中で』というスペイン映画。こちらもNetflix。
電話ではなく、ビデオカメラでかつて同じ家に住んでいた少年と繋がり、死ぬはずだった彼を救ったことから現在が変わってしまうというストーリー。こちらはハッピーエンドだし、血みどろ描写もないし、どんでん返しもあって楽しめるので、苦手な人はこちらをオススメしたい。
マイリストにはホラー系が多い。
刺激がほしいのね、そうね。
なにかオススメあれば教えて下さい!
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