見出し画像

イベントへの道 ー11ー

ー4ーで書いた現代音楽ユニット穴の件。

今回、ゲストに安井麻人氏が来て下さるということで、ちょっとしたお願いをしていた。

ー穴の音源ってまだありますかね?笑

麻人氏が膨大なデータから掘り起こし掘り起こししてくれて、昨日ようやく音源が届きました。

もちろんイベントで使うため。
どのように使うかはまだ決めてないのだけど。

穴のメンバーは前回も書いたように、高橋沙織と高島麻利央なんだが、穴としては、サリとマリというネーミングにしていた。
それは、二人の名前から「穴」つまり「O(オー)」を取った名前。

SAORI ー O = SARI(サリ)
MARIO ー O = MARI(マリ)

ここら辺の細かいこだわりも、とても気に入っていた。

そして、穴としてはなんと、2曲リリースしている。

1曲目が、

ANA GIRL

全日空で働くキャビンアテンダントの歌ではもちろんない。
我々のことを知ってもらうためにつくった歌(だったような気がする)。

改めて聞いてみると、本当に素晴らしくて素晴らしくて。
テクノ調のやたら耳に残るメロディーライン、哲学のようでいて下らなくも感じる歌詞、そして、私たちの歌の下手さ加減がまたいい。

もちろん勘のいい皆さんはお気づきだろうが、
ANA GIRL(アナガール)は、穴がある とダブルミーニング。

2曲目は

ANA HOLE

直訳すると、穴穴。
何と大胆な曲名だろうか。

こちらはANA GIRLよりもキュートでポップな空気感。
もちろん耳に残るしつこさは健在。歌詞も理解できそうで全然できないし、ひたすら穴を掘るっていうことしか記憶に残らないだろう。

もちろん勘のいい皆さんはお気づきだろうが、
ANA HOLE(アナホール)は、穴掘る とダブルミーニング。

トップ画は、穴のブログ「ANALOG~あなろぐ~」のバナー写真なのだが、これがまたいい。

味園ビルの屋上で撮影。本当にデータがほしい。

「全ての音は穴から生まれる」

というワードもいい。
確かに楽器には穴(空洞)が必ずあるのだ。

そして、穴で開催したイベントのチラシ(スクショ)。
8月8日にしたのも、もちろん穴を意識してのこと。

学歴と卒論テーマが書いてあるのが笑える。
これを見て思い出した。ストレッチの効果を研究していたことを。

さおりんの卒論テーマも興味深いな。さすがだな。

勝手にさおりんの過去を洗いざらい出しまくってるけど大丈夫かしら。もちろん本人には確認を取ってない。黒歴史ではないはずだから大丈夫と思うけれど。

麻人さんとさおりんと「穴」として過ごした時間は本当に楽しかった。

音楽をやりたいな、と心のどこかで思っていたし、さおりんとユニットを組めたのも刺激的で良かった。普段はお笑いと女性タレントと、似ているようで実は”全然”違うフィールドで活動していたから。

そういう楽しくて刺激的な時間があったからこそ、今がある。

自らで衣裳を選んだり、曲名や歌詞を考えたり、ネタをつくったり、自分たちでプロデュースして写真を撮ってもらったり、ありとあらゆる経験が今の自分のこだわりやカラーをつくっていると思う。

結果的にカタチにはならなくても、自分を構成する要素にはなっている。

そう思うことができれば、日々が愛おしくなる。

わたしが生きてきた、過ごしてきた時間は、やっぱり愛おしい。
くだらない時間や取り戻したい時間はもちろんあるけれど、それも含めて愛おしいんだ。

そんな愛おしさに溢れたイベントを、皆さんとつくれたら、と思う。

絶対来てね。

ご予約はこちら👇


いいなと思ったら応援しよう!

麻利央書店
クリエイトすることを続けていくための寄付をお願いします。 投げ銭でも具体的な応援でも、どんな定義でも構いません。 それさえあれば、わたしはクリエイターとして生きていけると思います!