【2021/3/20】花様年華
今日は『花様年華』を鑑賞。
わたしにとって花様年華というと、BTSを思い浮かべる。言わずもがなBTSのアルバムのタイトル。そのテーマに即したミュージックビデオが意味深で、様々な考察がなされている。
そもそもの意味は
“人生で最も美しい瞬間”
この映画のタイトルから来ていたとは知らなかった。
Netflixでこの映画を見つけて、「ハッ!」と飛びついた。(もちろんBTSが見れるとは思ってない)
つまりタイトル先行でチョイスしたと言うこと。
映画自体は、BTSのイメージとは全く違っていた。
お互いの結婚相手同士が浮気し、残された人妻と妻帯者の付かず離れずの恋模様を繊細に描いた作品。
思い付いたワードで表現すると、
奥ゆかしさ、レトロ、淑女、色気、雨、のぞき見、世間体、愛、友情
ってなところだろうか。
主役の女優、マギー・チャンのスタイルの良さと色気と薄幸さに目を持ってかれる。なんだろう、あの雰囲気。日本で言うと岸田今日子?かな。
(ちょうど「傷だらけの天使」を見たところ)
やましいことは(おそらく)していないはずのふたりなのに、どうしてかいやらしく、艶っぽく、色気ムンムンに見えるのは、マギー・チャンの魅力なのだろう。
内容としては、中国の住宅事情(?)が分かっていないと理解できない部分があって、見終わった後ネタバレ的な記事を探して調べたら、なんとなく理解できた。
監督はウォン・カーウァイ。名前だけ知っていたけど作品を見るのは初めて。というかそもそも香港映画を見るのが初めて。
初めての世界。
どうやって見たらいいのか、理解したらいいのか分からずに、ずっと頭がグルグルしていた。
正直、「面白い!」「引き込まれる!」っていうのはなかった。けれど、独特の空気感、カメラワーク、ストーリー運びが新鮮だった。
これからもジャンルにとらわれず、色んな国の、色とりどりの表現に触れていこうと思う。そして、学んで、盗んで、アウトプットしていきたい。
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