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なんでもないこと19

秋の夜長とはいうけれど。
1日の長さは変わらなくて、すぐ暗くなっちゃうのは損した気分。
暗くなっても真っ暗じゃない夜にキャンドルでも灯してみる日々。


眠れぬ夜

「眠れぬ夜」とは詩的なムードを帯びている。

誰かを想ってなのか、不安に駆られているのか、はたまた事件が起きそうな胸騒ぎなのか。

私の場合、それのどれでもない。

ただただ、眠れぬ夜、なのだ。

昨日くらいからベッドに入っても全然眠たくならなくて、本を読んだり、ラジオ聴いたり、クラシック流したり、キャンドル灯したり、思いつくことはやっているのだけど、全然眠れない。

生活リズムも変わっていないし、適度に運動もしているのに。

しかも怖いのは、いつもより確実に寝ていないはずなのに、日中も全然眠たくならないということ。

こうして文字を綴っている間にでも、急激な眠気が襲ってきてもろて、ちょっと仮眠させてもらいたいくらいなのに。

なんかの覚醒?

変なアドレナリン出てる?

人生のゾーンに入った?

色んな可能性が浮かんでは消える。
きっと今日にでも爆睡できそうな気もするけど。

精神的なものかとも考えたりもしたけれど、今は特に大きな心配事もないし(将来への漠然とした不安は常にあるがw)、あまり大事に考えないようにしよう。

そりゃいろんなことがあるさ。
秋の夜長だもの。

絶対に必要なモノって

先日、ディズニーランドに当日券で入ろうと舞浜に行ったら、月曜日なのにビックリするくらい人が入場のために並んでいて、なおかつ、当日券は買えなかった…

月曜日とは言え、日曜日の次の日だから休みを取っている人も多いし、振休とか代休とかで休みの人もいるし、なにより海外からの旅行者も爆発しているのだから、侮れなかった。

友達とボンボヤージュ(園外にあるお土産屋)とイクスピアリに行って、ディズニーに行った感だけは味わって、「ディズニーで使うはずだったお金浮いたから良しとしよう」とポジティブに捉える努力をした。

とは言ってもディズニー分の時間はつぶせない。

仕方ないので、幕張まで足を延ばして、アウトレットに行くことに。

トレーニングウエア、時計、洋服、靴、登山用品、、、
買いたいものを挙げればそれはそれでキリがない。
ただ湯水のごとく湧いてくる財源もない。

友人とテナントからテナントへ移動しながら、「もっと安かったら買う」とか「これは欲しいけど今じゃない」とか、あーだこーだ言いながらウィンドウショッピングを続ける。

だけど人ってなんでだろう。

「絶対に必要なわけじゃないけど、欲しい」

と思うモノと出会ってしまって、その気持ちを抑えきれない。
試着でもしようもんなら、なおさらその考えから抜け出せない。

そして買った。

アディダスのスニーカー。

靴は他にも持ってる。
むしろ多い方かもしれない。

絶対に必要なモノじゃない。
たぶんそんなものこの世には存在ない。

だけど、それを手にする幸せを知っているから、人は求めてしまう。

新しいスニーカーを履いて出かけるか。

IKEAが好き

東京には都心にもIKEAがあって驚かされる。

郊外のIKEAに車で行って、分解されて売ってある家具を持って帰って、家で組み立てるのがIKEAだったのに。

ひんやりとしたでっかい倉庫の中を、歩くのが好きだった。

だけど都心のIKEAに倉庫はない。

オシャレなディスプレイは健在だが、スーパーのようにすべてがコンパクトに並べられている。だが、不思議と郊外型に見劣りしない。

一番好きなのはカフェだ。

多層階の一番上にあって、意外と空いている。紛れもなく穴場。

コーヒーは会員なら50円で飲める。
コンセント付きのカウンター席もある。
なにより造りがゆったりしていて、くつろげる。

・・・と。

IKEAのこと、前も書いた気がする…ふと思った。

ほらやっぱり好きなんだ。
あの空間が。

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