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トレラン記④~自主トレ

2023年、8年ぶり4回目のフルマラソン(北海道)完走、初50キロ(沖縄)完走、そして2024年、トレイルランニングに挑戦する41歳わたしの物語。

トレラン記③はこちら

いつ・どこで・どのくらい・走るか

人生初の(おそらく)イベント参加を経て、ようやくトレランのスタートラインに立ったわたし。せっかくトレランの初歩を学んだわけなので、それを実践しないと意味がない。

そしてもうひとつ。未だに履いて走っていないトレランシューズをおろさねばならぬ。

さらにもうひとつ。勢いで申し込んだレースのために、トレーニングせねばぬのだ。

さてどこぞに行くべきか。

イベントで「高尾は色んなコースがあるし、意外とアップダウンも多いからトレランにいいですよ~」なんてスタッフの方が言っていた気がする(既に記憶曖昧)。

さらに、イベント参加のお礼メールの中にあった「高尾マナーズ」というサイトを見ると、高尾山のトレイルマップがあるではないか!

距離はもちろん、レベルや混雑度なども記載してあるという、とっても素敵なマップ!参考にしない手はない!

さらにわたしのジムの会員さんから情報などかき集めたり、YAMAP先生で検索したり、この時間すらも楽しくなっていたのであった。

初トレトレルート決定

トレトレとは【トレラントレーニング】のこと。
今つくった造語だが、既にどこかしこで使われていそうである。

記念すべき、初回トレトレルートは、南高尾セブンサミッツに決定!

とは言え知らない人は???だろう。
わたしも少し前まで知らなかった。

(たぶん)YAMAPで作成されたコースで、ルート通り行くとその軌跡がハートの形になるという。

https://yamap.com/model-courses/14683

高尾山口駅から南高尾をぐるっと回って、高尾山に行き、下山して来るコース。

今月出場するレースは13キロなので、その距離を制限時間の3時間で走れるかを試したいという目的もあったので、距離もいい具合。

走るのは、ゴールデンウィーク前の金曜日。
どのくらいの賑わいか想像できないけれど、まあ走れるでしょう!
あとは行くだけ!

持ち物が分からない

登山に行くなら荷物が多めでも問題ない。食事や補食や、水だって多めに持って行くものだ。

だが今日はトレラン。
身体は出来るだけ軽くしたい。
何が必要で何が不要なのか、見極めて持って行く必要がある。

高尾山口駅にロッカーがあるのは調査済みなので、とりあえず必要そうなものは全部持って行く。

ウエア、トレランシューズ、ザック、水、ジェル、塩タブレット、着替え、風呂道具、etc…。

移動の時にランニングの格好をする勇気はないので、ウエアの上に薄手の上着とパンツ、もし足が痛くなった時のためにランニングシューズを履いて向かった。

京王線に乗り換えた途端、見るからに登山に向かう人たちの密度がグッと上がる。まさに老若男女、様々なスタイルの人が集っていた。
バッキバキの登山装備の人から、ピクニック感強めのカップル、お揃いのウエアで幸福度高めのファミリー、毎週ハイキングしてそうな朗らか老夫婦の中、初めてのトレトレを前にひとり緊張感を滲ませるわたし。

そして高尾山口に到着。

ついにシューズをおろす

駅前は人でごった返していた。
木のベンチに座って、走る準備を開始。

おニューのシューズに足を入れる。

実は左くるぶしがシューズに当たるという心配をずっと抱えていた。

イベントの時にスタッフさんにも相談したが、まだシューズが新しくて馴染んでないというのと、足がややO脚気味なので外側に開いているせいで当たってしまっているとのことだった。インソールなどで対応できるかもと言われていたが、まだインソールは準備できていない。

結局ちゃんと走ってみないと分からない。

わたしはあなた(シューズ)とこれから共に歩んで(走って)いきたい。
だからお互い歩み(走り)寄りましょう。一緒に時間を共有して。

みたいな気持ち。

確かにくるぶしに当たる。
でも痛くてたまらないわけではない。
大丈夫。あなたを信じてる。

そして、走り出す。

観光の皆さんを尻目に、ロードから住宅のある方へ。
民家の横の細~い道を駆け上がり、そこからはしばらく登り。

ワクワクする道だぜ!

登りは走らない(走れない)。
早歩きの登山のような感じで、地道に登っていく。

下りは細かくリズミカルに、だけど急がない。無理しない。

登りの心拍数と息の上がり方がハンパない。

ハァハァハァハァ、ハァハァハァ、ハァハァハァハァ

このカタカナの通り、しっかり発音していた。
そのくらい、キツイ。

だけど、下りや平坦のパートで呼吸を取り戻して、体力も少し回復して、の繰り返しだった気がする。

あたい、トレーニングしてるぅ!!

って気持ちにものすごくなれる。鍛えられている感もある。

とはいえ、途中で写真を撮ったり、登山者の方とお話ししたり、ただ走るだけではなく登山的な楽しみ方もできて、それも良かった。

気が付いたら、目標の13キロを3時間以内で走り切れていた。

ひよこサブレが近い

高尾山周辺が人が多すぎてコースを変えたので、ハートの形は微妙になってしまったけれど、とてもいいトレトレができた。

ちなみにシューズはくるぶしに当たることもあるけど(特に下り)、痛くてたまらないというわけではない。足への馴染みで変わってくる感じもするし、インソールを入れてまた走ってみたい。

ビール&脚パン

無事に下山して駅まで歩く道すがら、目に入ってきたクラフトビール。
飲まないわけない。

ひとりお疲れ会を開催。
汗もハンパなくかいていたので、染みる染みる染みる。
うますぎぃ~!!

TOKYO IPA

温泉に行く時間はなかったので、駅のトイレでサッと着替え、電車を待つ。
この時に気付いた。

脚、パンパンやないか。

ランニングシューズ持ってきてて良かった。
クッションが厚いのでめっちゃ楽。
電車を待つ間ストレッチして、少しでもほぐす。

HOKA持ってってて良かった…

家の近くの銭湯に行こうと思ったのに、金曜は定休日だった・・・

お家でゆっくり湯に浸かったけど、筋肉痛は残った。
これでこそ、トレーニングだ!!

詳細はYAMAPのログもどうぞ👇


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