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消えた2600万円:3.警察署にお迎えに。

離れて一人暮らしをしている認知症(軽度)の母に実際に起きていることを娘視点で書いています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さあ、いざ警察署へお迎えへ。 同じ県内とはいえ、40㎞ほど離れた実家。さらに車の混む夕方の時間。 いつもなら1時間半で行けるところを2時間半かかってたどり着きました。 もう20時。 警察署に着く前に到着時間を連絡すると、お巡りさんが2名外で待っていてくれました。 まずは母抜きで、母の様子(同じことを説明しているけれどやはり理解で

    • 消えた2600万円:2.警察からの電話

      離れて一人暮らしをしている認知症(軽度)の母に実際に起きていることを娘視点で書いています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 銀行から電話があった翌日。 今度は母の最寄りの警察署から電話がありました。 「お母さまが、ここで更新手続きできますかと免許更新のハガキを持っていらっしゃって。高齢者なのでまず教習所で認知検査を受けて、結果によって違う講習を受けて、その後に更新です、と説明をしてお帰りいただいたのですが、また2時間後に更新手続きできますかといらっし

      • 消えた2600万円:1.銀行からの電話

        離れて一人暮らしをしている認知症(軽度)の母に実際に起きていることを娘視点で書いています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 仕事中に知らない番号からスマホへの着信。 80歳の母が懇意にしている銀行の副支店長さんから、一人娘である私へでした。 内容は、 ・母がスーツを着た若い女性と来店して、投資信託を全部解約希望とのことだったが、母だけ応接室で解約を確認したら解約意思なしとのことだった。 女性はだいぶ強引に「今日でないと困る」と解約しようとしたが