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ママ先生、外国語専科&2校兼務奮闘記 その2 【5年生外国語単元構想】

なんと初めてフォロワーさんができた。嬉しい限り。今日は5年生の単元構想について綴ります。


かわいいの極みのレッスンプラン表はこれまたcanvaで作成。こちらは単元用で、各授業用はこちら。


ここまでやったのだから中身も打ち込めばいいのだが、頭の中のとっ散らかっているものをまずはやみくもに書き出すところから。
勤務校と兼務校の教科書はCrown Jr.だ。この教科書での5年生の目標は「英語で自己紹介」だ。2年前、初めての英語専科の時、私はこれをスピーチでさせたのだが、よく考えると英語圏って自己紹介をみんなの前でする文化があるのかな?もちろん学校ではあるのかもしれないが、大人になればなるほど、自己紹介をする機会こそあるが、時間としてはかなり短いのではないか。

例えば、新しく異動してきた先生は最初に全体に短く自己紹介。学年スタッフや、近くの席の先生とも軽く挨拶。お互いの話を始めるのは昼食の時ぐらいではないか。
お住まいは?前任校では何年生?担当は?お子さんは?など、「自己紹介をする」よりも「自己紹介をテーマに会話を展開する」の方がしっくりくる。
そう考えると、子供たちに1学期に身につけてほしいこととしては、自分のことを伝えると同時に相手のことも聞き出し、それに対して会話を広げていくという力だ。
したがって、一方的なスピーチではなく、やりとりを意識した表現を使えるようになることが重要だ。やりとりを意識するためには、自分との共通点を探り出したり、相手の答えからさらに一歩踏み込んだことを聞き出す力が必要になる。
とても簡単な例で言うと、相手が「I like chocolate.」と言った時、「strawberry chocolate? Milk chocolate?」と問うなどだ。

この単元で押さえるべき表現は、

I like…
I don’t like…
I have…
I want
My birthday is…
I can…
I can’t…
Can you…?

である。
「自己紹介をテーマに会話を展開する」と考えれば、十分な材料が揃っていると考えられる。これらをゴールに向かってどう提示し、展開させるのかを考えなければならない。

誕生日に出てくる月の名前や序数はかなり難しいので、初期から短い時間で毎回練習する必要がある。加えて、「書くこと」「読むこと」の練習も入れていくとなると、かなり計画的に進めなければならないこともわかる。

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「書くこと」に関してはこちらの内容を参考にしていく。外国語の授業をしたことのある方ならわかってもらえると思うが、児童は書くことにかなりの時間を要する。1年生レベル?と思うかもしれないが、多分最初は帯活動としてはちょうどいいレベルだろう。ALTも4月ー6月のスケジュールなので、なるべく早くから取り入れたい。

ということで、私の中で5年生の1学期は、「自己紹介をテーマに会話を展開できる」児童を目指した授業展開をすることが目標。明日は始業式。担任でないので少しゆったりと過ごせるので、教材の準備を進める。


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