Foolというもの

みなさん、愚者とかfoolという言葉を聞いた時、何かピンと来たりするだろうか?

きっとあまりしないよなぁ、普通はなぁ・・。

私は前述の通り、英米文学科に行っていたので、日々日々シェイクスピアだったんですね。

当時の文学にもたくさん登場するのが、Fool という存在。

フールってさ、日本語で単純にかいつまむと〝馬鹿〟的なことなのだけど、

同時のフールって少し違う意味もあって。

※ちょっとここでは、完全に正確な説明はできないからね、私の過去の記憶が色々繋がって感動して打ってるだけなのね。

あの時代には、支配階級の貴族の人たちのところに〝宮廷道化師〟が雇われていました。

シェイクスピアにもたくさん出てくるのだよね、リア王とかね。
大学時代、本当にたくさんのfoolという単語を見ていたよなぁ。

彼らはその名の通り、おバカ扱いされているわけなんだけど、
(実際の扱いってどんなだったんだろね・・)

そんな少し特別な存在だからこそ!

他の人がぜっっったいに言えないような、
的を得た、的確な君主へのdisりw
それおかしいからーみたいなこと、
愚者なら言える、ってことがあったんだよね。

まさに『馬鹿なふりして』ってやつ!

ねぇ、もう、面白くない???その文化。


そしてね、シェイクスピアの『十二夜』のなかで(懐かしくて泣く🤣🤣🤣🤣)

This fellow is wise enough to play the fool.

こんな言い回しがあって。

コイツは、愚者をできるほどに賢い

みたいな意味ね。

〝play〟the fool

ってとこもさ・・!!
フールであるんじゃないんだよ、フールを、やるんだよ・・!!

つまり、やっぱり、その愚者、フール、お馬鹿さんをやるには、

知性がいるのよ・・!!!

ねぇーーーーーーーーー萌え。


タロットの文献を読んでいると、前にも書いたように、大学時代にすっ飛ばしながら学んでた様々な作品や文化や言葉に出会うの。

それで、あーーーここ繋がってきた・・と、無駄じゃなかったんだな感と、せっかくならもっともっと、無駄じゃなかったように身につけたいな、と思ったりするのですね。
そんな感動体験をいま毎日しています←ヒマか

(未来から、時は流れるね・・)


あと、エイプリルフールってあるじゃない?

このフールについても、色々調べてみてるんだけど、愚者の日、みたいな意味としたら(そうなのだろうけど)日本人が思っているものと少しニュアンス変わるよね・・!

もうちょっと調べよ。


あ、もちろん、大アルカナ0(ウェイト版)のフール見てて連なって色々考えた件です🤣🤣🤣

(ウェイト版のフールくんは宮廷道化師じゃないYO)

こゆことが、大事なのよね☕️

あーお勉強だけして生きてたい。笑。

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