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ワインバーの必要備品 ワイングラスはどのくらい用意するか 【開業記7】

お店の備品はオープン時どれくらい必要なのでしょう。

はっきり言って決められるわけもなく、わかりませんw 
お店のテーマやこだわり、規模や予算によって大きく変わりますよね。どういうお店にしたいかの想いで変わってきます。ということで何度も言ってますが「シロッコ」の場合で。

まずワインと言えば必須のワイングラスですが、もちろん究極の理想を言えばワイングラスは多ければ多いほどよく、グラスの形状も多いほどいいです。

うれしくなります。

ワインによってグラスの選択肢が増えますし、同じワインでも飲む温度によっても使い分けれます。

グラスによってワインの味わいは本当に、本当にびっくりするくらい変わりますので多いほどいいです。これはまあ当たり前ですが。

ただ必要以上にグラスが多くて、ほとんど使われることのないグラスがあるのは無駄です。割れた時用のストックなんて個人店では余裕ないです。なのでグラスの数はお店の規模に応じて決めるわけですが、これはもう経験の部分がほとんどです。

忙しい店では洗っている余裕がないほどになることがあるのである程度グラスの数は多くそろえて、

グラスが足りない!

でも洗う時間もない!

もう限界! 

にならないくらいの準備をします。

ゆったりと余裕のある店ではグラスを洗いながら営業できるので、自分のグラスを洗うスピードとか考慮してそこをうまく回せるくらいのグラスの量を考えます。

シロッコは10席、そして忙しくはなく余裕をかましているお店を目指したのでグラスの量は多く必要ありません。

満席になったとしても足りなくならない数、最初はいろいろと揃えたい願望を

グっ

と我慢して考えました。こんな感じです。

・しっかりとボリュームのあるワインの為のボルドー型と言われるグラス6脚

・エレガントなワインの為のブルゴーニュ型と言われるグラス6脚

・ボルドー型と言われているが、ブルゴーニュ型としても使えなくはないグラス6脚

・やや小ぶりな万能型のグラス12脚スパークリングワイン用のフルートグラス12脚

・テイスティンググラス12脚

でした。これはかなり少ないです。本当少ない。

今振り返ってもよくこの数でやったなと。結果としては理想通りですげーな俺、と思ったものです。

10席ですから満席でもグラスは基本10脚しか出ないわけです。

フルートは乾杯で全員使う可能性があるから12脚、同じ理由で小ぶりなグラスも12脚、大ぶりなグラスはタイプの違う6脚ずつにどちらのタイプでもいけるグラス6脚、どうしようもない万が一の為のテイスティンググラスとなったわけですが、他のお店はどうなんでしょうかね。

もともと買い足すつもりで最小限で始めたというのもありましたし、現に今は少しずつ足して来ましたのでグラスの数は増えました。と言っても少しですが。でも多いに越したことはありません。

やっぱりちょっと珍しい形をしたグラスは普段家では使わないでしょうから興味を持ってもらえます。

どの程度まで非日常の空間を創るのか。

飲食店でお酒を飲む理由の1つは自分でワインやお酒を買ったり、グラスをそろえたり、片づけたりと、そういうのが面倒くさい、日常感満載の自宅ではなんか違うと思ったときでもあると思うので、どこまでそういって期待に応えるかでも変わってくると思います。

もちろんこだわればこだわるほど「金」がかかり、そういった空間や気持ちを継続するのも難しいんですが・・・僕は基本だらしがないので、あまりこだわりすぎず、ゆるすぎずのなんとなくちょうど良いところを目指してますので、とりあえずそれに見合うであろうワイングラスで落ち着いています。

いまのところは。

日本ワイン専門ワインバー
高田馬場早稲田口より徒歩1分
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Wine Bar Sirocco
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2-19-8阿部大竹ビル2F
営業時間 18:00~0:00 定休日なし
チャージ・サービス料はありません
sirocco.wine@gmail.com
https://www.instagram.com/sirocco.wine/
https://www.facebook.com/sirocco.wine/
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【ワインバーシロッコについて】
https://note.mu/marino_wine/n/naa8c6eef6395



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岩間芳樹【haku】ワインバー
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