終 うっちホーム遠征2023
わざわざnoteの記事にするほどの事でもないと考えはしたのですが、今回、下に書いていく二つの理由からこの記事を載せる事を決断しました。
ここまで、僕の2023シーズンの遠征過程を綴ってきた中で、自らの大きな転機とも言える今回の決断もまた、この場に書き残しておきたいという気持ちがまず一つです。
さらには、今シーズン現地で様々な方と出会う中で、見た事のない世界を沢山見せて下さった方々が多くいらっしゃり、そんな、僕の事を少しでも気に掛けて下さる方々に向けて、という意味も含めてこの記事を書いていこうと思います。
名古屋に住みながら日常の大半を横浜で過ごした僕の現状とこれからについて、"あいも変わらず"拙い文章ではありますが、簡潔にお話しさせていただきますので、宜しければお付き合いください。
まず、シーズンも終盤に差し掛かるなかで、自らの見立ての甘さによりホーム遠征を続ける為の金銭的都合がつかなくなってしまった事から、本日の仁川戦からしばらくの間、現地遠征を自粛します。
僕の愛する横浜F・マリノスは、今季ここまで38/51(試合)を消化してきました。
僕自身も、今季ここまで、Aル鳥栖、A開幕川崎の二試合を除いた全ての試合に足を運んでいました。
ここまで突っ走ってきた中で、自分がどうしてここまでするのか。できるのか。真に自分が好きなものは本当にマリノスなのか、ということと向き合わされ続ける半年強になりました。
様々な葛藤やその先で辿り着いた答えは、ここにきてやっと自分の中で形を帯びてきました。が、それらをここに書き残すのは未だ時期尚早のようにも感じます。
なので、今回はひとまず、「既に行くことの出来なかった二試合を除く全試合参戦」という、半ば夢にも近いような目標を諦めることにしたというお話に留めようと思います。
「諦める」って、仏教における「諦観」から来る言葉であり、「あきらかにみる」ということを指しているそうで「悪い状態は一度忘れて、真理を受け入れ、対策を立てて実行していく」という、今の僕にはぴったりの言葉なんですよね。
夢を「諦める」という事を受け入れられたのは、次を見据えることができたからなのかもしれません。
自らの計画性の甘さやまだ未熟な価値観などに直面させられる事になった、非常に濃い半年間でしたが、僕の居場所はやっぱりここなんだ、と気付かされる半年間でもありました。
「全通は諦めたけれど、優勝は諦めていません。みんなで優勝しましょう」「残り四試合でお会いできる方がいればご挨拶させてください」などという事を伝えたい訳でもないので、上手く記事を締めることもできませんが、既に取ってしまっているチケットのお譲り先を探す際など、また何かご協力頂けることがござきましたら宜しくお願い致します。それでは。
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