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千葉ロッテ 2021年総括

 レギュラーシーズン2位(67勝57敗19分)。CSファイナルステージ敗退。千葉ロッテマリーンズの2021年が幕を閉じた。ここまで必死に戦ってくれた選手、首脳陣たち。まずはお疲れさまでした。  今シーズンの戦いを通して、思いの丈を殴り書きしました。個人の主観ですので、誤った意見、考えもあると思います。そこはご了承ください。 ☆投打に見えた課題 まずは投手について。中盤の失点、不用意な被本塁打が多かった。回別失点では6回の失点が最も多かった。多少打ち込まれても5.6回までは

    • 野球の醍醐味・思い出の試合

       以前「野球は投手が投げるまでの打者との対峙とか前の打者が敬遠されているときにネクストで燃えたりする間や、その雰囲気を作りあげることが魅力のスポーツなのに、それらを排除して時短に走りエンターテイメント性を失っているのが問題なんだよな」(原文そのまま)とツイートしたことがある。  今季の野球を観てると、まだ30分少々なのにもう3回が終わろうとしてる。先日もZOZOマリンに足を運んだら、もう6回表で佐々木朗希の攻撃。2階の内野席に4000円払って1時間少々の観戦は割に合わずと言

      • 第100回箱根駅伝 〜日本体育大学 76回目の挑戦〜

         あの日。夢見たシード権は遠い彼方へと離れていった。それでも近づける可能性も大いに感じさせてくれた。いつか必ず獲れるときがくる、それは間違いではない。  箱根駅伝。どの大学・どの選手も注目するのだが気づけば白と青のユニフォーム。桜の校章が入った白襷を追いかけている。  好きという感情はこのことかもしれない。  76年目の戦いが幕を閉じた。  第100回箱根駅伝。今年も日本体育大学との217.1キロを振り返ります。 ☆第一印象 戦略  区間エントリー発表前は1区から平島ー

        • 千葉ロッテ 2023年総括

           目の前で胴上げを見せつけられた公式戦。粘りを見せるも覇者の前に屈したCS。2度も大阪の地で2023年の幕は閉じた。  それでもレギュラーシーズン最終戦で2位を奪い返し、CS 1stを劇的な突破。Finalステージでもプライドは見せてくれた。そんな千葉ロッテの戦いぶりを今年も殴り書きしました。あくまでも個人的感想です。その点、ご了承ください。 ☆投手陣 まずは先発。石川歩や二木康太が故障で出遅れ。出遅れどころか結果的に彼らが今季一軍登板なしに終わったことは最も想定外だった

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          あわやセンターゴロの背景

           7月6日。4年ぶりの東京ドーム主催となったロッテvs西武の試合は延長10回裏、安田尚憲がサヨナラ打を放って幕を閉じた。  このとき西武の中堅・岸潤一郎が必死にセンターゴロを狙ったシーンが取り沙汰された。  この場面… ではなく今回はその前で明暗が分かれ、ラストプレーの背景があったと思っている。  完全に個人的主観であることご了承ください。 ☆走らないプレッシャー  この回先頭・角中勝也が凡退→中村奨吾が初球ヒットで出塁して一死一塁の場面、ここでロッテは代走の切り札・和田

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          吉井新監督 船出の年

           WBCの興奮も冷めやらぬ中、明日から千葉ロッテの2023年シーズンが始まります。オフも年々早く感じる今日この頃。もう一度、野球観を取り戻す意味合いを込めてサラッと今シーズンにおける立ち位置・展望を殴り書きしました。よろしければ参考までにご覧ください。 ☆2023年の立ち位置 5年務めた井口資仁監督が退任し、新たに迎える吉井監督1年目。最下位に終わり、内野を軸とした基盤の作り直しから始まった前政権とは異なる。  5年前の井口監督1年目は自らの記録重視だった福浦しかベテランが

          吉井新監督 船出の年

          先発陣容2023

           球春到来。春の足音が確実に聞こえつつある。  さて先日、千葉ロッテのブルペン陣容・起用法を投稿したところ、先発編・第2先発編も書いて欲しいとのリクエストをいただいたので、今回は今季の先発陣容・起用法を見ていきたいと思います。もし「このテーマについて書いて欲しい」といったリクエストございましたら、今後は可能な範囲で書こうと思います。あくまでも個人的見解なので、ご了承ください。 ☆考え得る起用法 ・打者人数  事の発端はこの記事からだ。昨年メルセデス獲得した際の吉井理人監

          先発陣容2023

          ブルペン整理 〜吉井新監督の掲げる継投レバレッジをもとに〜

           まさか千葉に帰ってくるとは思わなかった。  1月28日澤村拓一の獲得が発表された。彼1人だけでオフの補強はワンランク上がったも同然。  その数日前、吉井理人新監督は今季の7回8回9回を固定しない方針を取ることを示唆した、  果たしてどういう起用になるのか。澤村拓一が復帰した今、自分の振り返りという意味合いも込めて、もう1度整理してみようと思います。 ☆継投レバレッジとは  端的にいうと勝利の方程式(7回8回9回)のような固定起用ではなくて、その時々のシチュエーションに合わ

          ブルペン整理 〜吉井新監督の掲げる継投レバレッジをもとに〜

          第99回箱根駅伝 〜日本体育大学との217.1キロ〜

           総合17位。1年前と同じだ。   それでも確かな歩を進めたはずだと信じたい。いまだに余韻が残っている。それほど、このチームが好きなのだ。  第99回箱根駅伝。日本体育大学の217.1キロのレースを振り返りたいと思います。憶測も多いので間違いもあると思いますが、その点は申し訳ございません。 ☆戦略  当初、自分が思い描いてたプランは2区藤本の前後を固めて4区5区を経験者の分須・吉冨が区間12位or4区63:00、5区73:30目標で往路をまとめていくというものだった。  

          第99回箱根駅伝 〜日本体育大学との217.1キロ〜

          松川虎生・球界屈指のディフェンスを振り返る

           2022年、365日目。  今年の千葉ロッテの象徴といえば佐々木朗希ー松川虎生の完全試合バッテリー。なかでも捕手・松川の守備の数々には驚くばかりでした。高卒1年目捕手でオールスターにも出場するなど早くも球界の顔にまで上り詰めた松川。  今年最後に彼の球界最高のディフェンスの数々を振り返ります。走り書きですがどうぞ。 ☆抑止力https://youtu.be/IRc5pGR8i90  まずはブロック。開幕直後から石川歩・益田直也のシンカー、佐々木朗希のフォークなど苦にせず

          松川虎生・球界屈指のディフェンスを振り返る

          千葉ロッテ 2022年総括

           頂点を、つかめなかった。  それどころか、これほどまでに早い秋の訪れを迎えるとは思ってもみなかった。パ・リーグ5位・69勝73敗1分。  3年ぶりのBクラス、突然の監督交代。  ひと段落ついたところで今季の千葉ロッテを殴り書きしました。過去にTwitterで投稿した内容がほとんどであり、あくまでも個人的見解です。その点、ご了承ください。 ☆低迷の主要因【接戦の弱さ】  18勝30敗 勝率.375  これは今季の1点差試合の勝敗・勝率になる。今季の千葉ロッテがBクラスに沈

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          9/23: 1点も捨てなかった6回裏

           シーズン最終盤。昨日、千葉ロッテは136試合目にして今季ビジター延長戦初勝利を飾りました。この興奮冷めやらぬ展開を文字に起こしたいと思い、試合後から筆を執り、個人的に光ったシーン・6回の西野ー松川バッテリーを手短にまとめていきます。久しぶりなので文章の書き方を忘れてしまってると思います。  先頭の柳町に二塁打を浴びてしまいますが、ここからバッテリーは本領を発揮します。 vs周東 最初は周東。俊足・周東に対してセーフティ気味のバントは常に警戒をしておかないといけないため外

          9/23: 1点も捨てなかった6回裏

          OP戦首位打者:髙部瑛斗に迫る

           いよいよ本日プロ野球が開幕するようです。自分もそろそろモチベーションを上げていかないといけません。故障者・行方不明者多き千葉ロッテにおいて、このOP戦で輝きを放ったのが首位打者:高部瑛斗でしょう。  過去のツイートを遡ると彼について厳しめの言葉をかけたなと思います。今回は彼について思うところを述べて参ります。昨晩から走り書きを始めたので内容は物足りないと思います。その場合は申し訳ございません。 ☆成績の振り返り まずは昨シーズンと今年のOP戦の成績を振り返りたいと思いま

          OP戦首位打者:髙部瑛斗に迫る

          黄金期構想 Vision 2025

           ご無沙汰しております。お正月の箱根駅伝の余韻がいまだに抜けておりませんが、キャンプも始まり春の足音も近づいている今日この頃。そうとなれば今季の展望、注目ポイントを述べるのが筋ではございますが、表題の通り、千葉ロッテの黄金期に向けた構想を述べていきます。あくまでも、自分の頭で今と未来を照らし合わせただけなので正直、意味がないとは思います。 「マリーンズ黄金時代」  井口監督の就任当初から、これを合言葉としてチームづくりに励んできた。そして、この言葉は次第にメディアやファン

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          箱根駅伝 〜日本体育大学への思い・振り返り〜

           あけましておめでとうございます。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。今年1本目の投稿は、いつもの野球関連のnoteとは違って、駅伝がお好きな方向けの内容となっています。  1年の始まりと終わりを同時に告げる箱根駅伝。それは自分にとって、もう1つの趣味。昨日をもって、1年間が終わったような気がして、無気力になりつつあるのは毎年の恒例行事。  その駅伝好きな方々でも絶滅危惧種に値する、自分が好きな日本体育大学についての思いを述べようと思います。ときおり厳しい言葉を投げかけ

          箱根駅伝 〜日本体育大学への思い・振り返り〜

          中村奨吾の打撃を振り返る

            昨日、契約更改で1億円プレーヤーの仲間入りを果たした中村奨吾。多忙を極めている最中ですが、今日はそんな中村奨吾の打撃を振り返ろうと思います。突然ですが、まずは今季の成績です。  打率.283(506-143) 9本塁打67打点12盗塁  出塁率.382 長打率.415 OPS.797  開幕後から好調をキープして前半戦終了時には打率.305 OPS.850をマークするも最終的には上記の成績に収束しました。  10本塁打70打点、OPS.800をギリギリ割ってしまったの

          中村奨吾の打撃を振り返る