「横浜山手秋ものがたり」最終章 最終話
これまでのあらすじ 明治時代に建てられた山手の古い洋館に住む伯母を訪ねた姪のマリカは、居間に飾られた金髪の異国の少女の絵に強く惹きつけられる。その後友人達と行った資料館で見た写真から、その少女が百年前に実在していた事を知って驚く。早速写真を提供した写真館を訪ねてみると、当時の店主が少女とは家族ぐるみで親しかった事を知ってさらに驚く。その後店主親子の協力のもと少女の新たな写真も見つかり、少女の実像が次第に明らかになって行く。興奮するマリカと仲間たち・・・やがて少女の父親が書い