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「いいこ」

「いいこ」とは

私は大人から見て「いいこ」といえる子どもでした。でしたというか、子どもでなくなっただけで、今も変わらず「いいこ」だと思います。
いいこには色々種類があると思うけど、私が囚われているいいこは、

わがまま言わない
大人のいうことを聞く
自分勝手な行動をしない
期待されているように動く

こんな感じだと思います。

「いいこ」が私を苦しめる

私はずっといいこで生きてきました。だから、親も友達も私に「いいこ」のイメージを持っていると思います。そのずっと続けてきた「いいこ」が大人になった今、自分を苦しめる原因になっています。
何故なら、いいこじゃない自分を誰も知らないから。もちろん私自身も。
いいこの私だから、親が愛してくれていたし、友達がいる。
じゃあ、いいこじゃなくなったら?
いいこじゃなくなったら、皆、離れていく?
嫌われちゃう?
もう、愛してくれなくなる?

こういう思考回路を持っているのです。

分からないから怖いし、「いいこ」を辞められない。
多くの人は反抗期があったんじゃないかと思います。だけど、私には反抗期といえるようなものがなかったと思います。
もし、一時期でも親に反抗して「いいこ」を辞めることができていたら、今もっと楽だったんじゃないかと思います。

私がいいこを辞められなかったのは、もともとも性格もあると思うけど、妹の影響は大きいと思います。
妹は私とは違い、親に反抗して、しょっちゅう怒られていました。
とても気難しい子で、「いいこ」ではなかったと思います。
その様子を見てきたから、自分まで親に負担をかけてはいけない。
「いいこ」でいないといけない。と思ってしまったのだと思います。
「いいこ」と言われてきたから、期待に応えないと。という気持ちもあったと思います。

恋人の前でも

元カレの前でも、私は「いいこ」でした。
自分勝手な行動をしないし、わがままも言わなかった。
というか、言えなかった。だって、「いいこ」じゃない自分を知らないから。本当は誕生日にはアクセサリーが欲しかった。だけど、わがまま言ったら嫌われてしまうかもと思って言えなかった。
本当はもっと、思いっきり甘えたかった。だけど、甘えることで「いいこ」の自分じゃなくなってしまう気がしてできなかった。だって、甘えることって自分勝手な行動だと思ってたから。

自己評価・改善

「いいこ」がやめられないのは、自己肯定感がものすごく低いからだと思うんです。「いいこ」の皮がない私は愛される価値がないと思っているということだから。

これからは、自分が囚われている「いいこ」から解放されるために自己肯定感を高めていきたいと思います。

「いいこ」にとらわれて、いろいろしんどいことがありました。
だけど早い段階で、自分が「いいこ」にとらわれていると気が付くことができてよかったです。

ポジティブポジティブ!いいこじゃなくても愛される♡自信をもってこ!

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