院進を考え始めたらまずやるべきこと!【東大文系大学院合格体験記①】
弐徳猫(にとくねこ)です。
今回は、外部から東京大学大学院経済学研究科マネジメント専攻に合格した私の、受験準備について記事にしたいと思います。
外部への院進を考え始めた!という方の参考になれば嬉しいです。
院試全体の流れ・体験談を知りたい方は以下の記事をご覧下さい。
↓↓ 本記事と同じ内容をブログにて見やすく書き直しました!
ざっくり時系列
B2夏 受験を決意・目標設定
B3 情報収集・英語対策・実績作り・提出書類の作成開始
B4春夏 説明会へ参加・提出書類の完成・専門科目対策
B4秋 院試本番
受験準備
ここでいう「受験準備」とは、院試に向けた「直接的な勉強以外の活動」になります。
時系列にて、太字で示した部分です。
目標設定
本命の大学院と滑り止めの大学院を決定しましょう。
その他、GPAや英語のスコア等院試に必要な数値目安を調べ、目標を立てましょう。
私がB2の夏に設定した目標は以下です(一部)。全て達成し、合格を頂きましたので参考になるかもしれません。
GPA3.5以上
TOEIC800以上
参考業績といえるものを作る
専門科目は6割以上とれるように
情報取集
「院試は情報戦」と言われることがあります。集められる情報はとりあえず何でも集めましょう。
情報の集め方としては以下の方法があります。
知り合いに聞く
SNSを通じて院試経験者に聞く
研究室訪問をしてみる(※注意事項アリ)
1は身近に合格者がいる場合です。知り合いの知り合いを辿ると合格者に巡り合えることもあります。私は実際に、知り合いから合格者を紹介して頂くことができました。
実際に会ってお話が聞けたりするので、しょうもない(?)ことまで聞きやすいというのがメリットですね。
2はTwitter(X)のDM等を通じて情報を集める方法です。私は勿論ですが、快く返信をくれる方が多いと思います。
私(@2tokuneko)宛にDMをして頂くのも大歓迎です。note運営陣には、理系大学院へ合格したメンバーもいますので、文理問わず、何かしらのアドバイスはできるかと…。
3は志望する研究室や、指導を受けたい教員へコンタクトを取る方法です。
これは少し注意が必要です。ちなみに私は行っていません。
理系だと研究室訪問というのは一般的だと思いますが、文系は何とも言えません。
試験の公平性を保つなどの理由からお断りされる可能性もありますし、そもそも教員とコンタクトを取ることを推奨してない場合もあります。
自分の志望する大学院や研究科のホームページ等に、研究室訪問に関する記載はないか良く確認しましょう。
東京大学大学院経済学研究科のページには、「事前に教員とコンタクトを取る必要はない」と明記されています(2023.10.5現在)。
実績作り
大学院は研究を行う場所です(語弊があるかも…)。
大学院入試では、志望する分野の基礎学力の有無は勿論ですが、研究を行う能力があると示すことも大切だと考えました。
時間と環境が許すのであれば、学会やコンペなどに参加することをお勧めします。
しょぼい研究しか出来なくでも、「研究」を経験することが大切だと思うので、積極的に挑戦しましょう、
経験しておくと、院試において最も大切な書類の1つである研究計画書の作成もスムーズに進みます(筆者経験談)。
幸いにも東大経研は、任意提出資料として参考業績や論文の提出が可能です。そうでない他大学でも、面接時にアピールすることが可能かと思います。
説明会への参加
絶対に参加しましょう。
本命だけでなく、滑り止めとして受験する可能性がある大学院は全て参加しました。
私の場合、説明会でのお話を聞いて受験を取りやめた研究科もあります。ミスマッチを防ぐためにも、参加必須だと思います。
特に私は研究室訪問を行っていないので、説明会へ参加し直接質問できたことはとても良かったと感じています。
ただ、試験に関して募集要項以上の情報は聞けません。
おわりに
以上が院進を決意してから私が行った準備です。
今後は、具体的な勉強方法や研究計画書の作成方法について記事にする予定です。
誰かの参考になれば嬉しいです。
ご質問はTwitter(X)まで @2tokuneko
追記(2023.10.17)
院試情報ブログ【弐徳猫の院試情報ラボ】を開設しました!
まだ記事数が少ないですが、これからどんどん記事を投稿する予定です!
Twitter(X)にてブログ更新のお知らせをするので、是非フォローしてお待ちください~!(@2tokuneko)