英語フォニックスオススメ本
英語のアルファベットにはアルファベットの読み方と、フォニックスの読み方があります。
フォニックスの読み方のルールを知ってるだけで、英語を読むのがだんぜん速くなるし、正しい発音ができるようになります。
ルールを知っていれば、いちいち調べなくてもだいたいの発音がわかるように徐々になってきます。フォニックスでは発音記号を必ず勉強します。大人向けではそうですが、キッズ向けは発音記号なしで書いてある本がほとんどです。
フォニックスが大事なのは、発音記号と音をリンクさせて勉強できるからなのです。私の子供たちがギリシャで、アメリカ系の幼稚園に通っていたときの英語の授業を見学したとき、先生がフラッシュカードを手に持ち(りんごの絵)、「æ, æ, apple」と子どもたちに教えていました。アップルのアは「æ」なんだよと音で覚えさせていたのです。
なので、フォニックスの勉強はは発音の基礎なのです。その中でも子供向けの本でオススメなのが、
新装版 書いて覚える楽しいフォニックス ([CD+テキスト])
小学生向けの本ですが、ものすごくわかりやすく説明してあります。
ここで紹介されているフォニックスのルールは全部で7つです。全部覚えると、単語を辞書なしでかなりの確率で読めるようになっていくでしょう。
ルールその1:アルファベットには音がある
アルファベットの「B」は、アルファベットとして読むと「ビー」だけど、フォニックスの読み方では「ブ」になりますよ、と説明しています。
表で一覧になっているので、大変見やすいし覚えやすいです。
ルールその2:サイレントeの読み方
マジックeとも言われています。単語の語尾にあるeを発音しないというルールで、どういうスペルになったときに語尾のeを読まないかのルール説明が書いてあります。
ルールその3:2文字子音で新しい音
2つの子音で別の音を作る場合があることが説明してあります。例えば「wh」。これはカタカナ書きで説明してありますが、実際はカタカナで書くのは難しい音です。子供にもわかりやすく解説してあります。
ルールその4:2文字母音①
母音が2つ並ぶと、前の母音がアルファベット読みになりますよ、と説明しています。例で挙げてあるのが「rain」「a」と「i」の2つの母音があり、前の母音「a」がアルファベットの読み方になるので「エイ」と読むことになります。
ルールその5:2文字母音②
2つの母音で新しい音を作るという説明。例えば母音「o」が2つ重なると「oo」、これを読むときは「ウー」か「ウ」になりますよというものです。
ルールその6:rのついた母音
これは「aiueo」の母音の後ろに「r」がついたときのことが書いてあります。私が教えているスクールでは、これは2重母音として教えているものです。例えば「park」。この「ar」のスペル部分は、「母音+r」の発音、「ア〜」と母音「a」を長めに発音したあとに、舌を後ろに引いて(舌は巻きません、引くだけ)「r」を出します。
ルールその7:その他のルール
この本で説明しているルール7は、サイレント文字のことです。ルール2はマジックeでしたが、ここでは書いても読まないサイレント文字全般のことが解説してあります。
どれも大事なルールばかりですね!
このルールを勉強したあとでも、発音が不確かな単語はでてくるので、そのときはちゃんと辞書をつかって調べましょう。そうすることで、発音記号を調べる習慣が身につきます!