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ギリシャ語語源の医学英語の単語をご紹介!
前回「ギリシャ語語源の英単語はたくさん
あるよ!特に医学英語!」で、ギリシャ語
語源の医学英語をいくつかご紹介した。
今日はほかにもあるギリシャ語語源の医学
英語をご紹介します。
日本語→ギリシャ語(英語の発音記号で音を
表記)→英語
①「アレルギー」→「η αλλεργία/αllergia/」→「allergy」
②「心臓」→「η καρδιά/kαrδɪα/」→「cardio」
そこから「心臓外科医」→「cardiac surgeon」と
いう。
最近ダイエットのエクササイズでよくカーディオ
エクササイズというのを聞くが、ギリシャ語の
心臓からきている単語だ。心拍数が上昇する
運動のことを言う。
③「貧血症」→「η αναιμία/αnemiα/」→「anemia」
④「皮膚」→「το δέρμα/δermα/」→「derma」、
そこから「皮膚科医」→「ο/η δερματολόγος」
→「dermatologist」
皮膚「το δέρμα」+「~λόγος」がくっついて
皮膚科医になっている。
⑤「神経」→「το νεύρο/nevro/」→「neuto(神経の)」、
そこから「神経学者」→「neurologist」。
ギリシャでは、イライラしたときに言う
決まり文句がある。「τα νεύρα μου!/tα nevrα mo/」
というのだが、直訳すると、「私の神経!」
と変なのだが、自分の神経がイライラで限界!
みたいなイメージ。「あ~!!もう!!」って
いう感じです。
⑥「肺炎」→「η πνευμονία/pnevmoiα/」→「pneumonia」
これはギリシャ語語源の単語で英語では「p」を発音しない
「p」がサイレント文字になるパターン。
⑦「下痢」→「η διάρροια/δɪάrɪα/」→「diarrhea」
⑧「恐怖症」→「η φοβία/foviα/」→「phobia」
ここから「閉所恐怖症」→「claustrophobia」、
「clausto」=「κλειστο/klɪsto/」「閉じた」という ギリシャ語
の形容詞が英語になっていて、 「κλειστο」+「φοβία」
で「η κλειστοφοβία」と なっている。
⑨「食道」→「ο οισοφάγος/ɪsofαgos/」→「esophagus」
そこから「食道がん」→「esophagus cancer」
⑩「眼科医」→「ο/η οφθαλμίατρος/ofθαlmiαtros/」→
「ophthalmologist」
ギリシャ語からそのまま英語になっている。
「ίατρος/iαtros/」は「iatrician」と英語になることが
多いが、眼科医のように「logist」になること
もある。
ただし、この単語はあまり使われず、英語では
「eye doctor」のほうが一般的。
⑪ギリシャ語で「血液」は「το αίμα/ema/」。
ギリシャ語の「αί/エ」は英語で「he」となる。なので、
「hema」となり、血液学は「hematology」
となる。
⑫「近視」→「η μυωπία/mɪopiα/」→「myopia」
⑬「解剖」→「η ανατομία/αnαtomiα/」→「anatomy」
⑭「生検」→「η βιοψία/vɪopsiα/」→「biopsy」
ギリシャ語で「βιο」はlife、「ψ」を英語にすると「ps」
になるので、biopsy。
⑮「白内障」→「ο καταρράκτης/kαtαrαktɪs/」→「cataract」
と挙げていくとキリがないほどたくさんあります!
心理学に関してはほとんどがギリシャ語語源です。
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