まっすぐに人を愛する気持ち
今泉力也監督の「愛がなんだ」
めっちゃいい！！これ観てお腹いっぱいというよりは、日常すぎて共感することが多いから何回も観たくなるような作品。
これは、山田てるこという1人の女性が田中守をまっすぐに愛するという純粋さを描いている。
てるこが、「まもちゃんになりたい」と言うセリフがあるのだが初めて観た時にはどういうことかよくわからなかった。
しかし、観進めていくうちにまもるになりたいくらい愛しているんだと納得できた。私は恋愛でそういう経験はしたことなかったけど、最近推しという存在ができて同じような感情をもった。
てるちゃんはまもちゃんの事が好きで、まもちゃんはすみれさんの事が好きで、すみれさんは別の誰かが好き（もしかしたら、好きになれない女性なのかもしれない）
そういう恋愛トライアングルがあり、日常でもありそうな様を映画として表現されている。
恋愛したぁー－いって叫びたくなる（笑）
現実世界では、少し社会性として難ありな主人公にしていて、社会人だから○○とか、普通こうでしょ、みたいな固定概念にとらわれず自分らしさを持っている主人公で元気をもらえる。
変に逆行を武器に立ち向かうみたいなヒロインではないから、そういう作品に若い時は元気をもらえていたけれど、”人生に疲れた” ”人間辞めたくなった” とかそんな時に、あなたはそのままでいいんだよとそっと背中を押してもらえる作品が多いので是非！！