自己肯定感〜母親の影響力〜
小さい頃の母親の記憶。
小学生一年生。
団体行動が嫌いだった私。
『Marinaは友達つくりが苦手なので、気にしてみてあげてください。』
そんな言葉が担任へ向けた連絡帳に書かれていた。
ティーンになってから読んだ私は
”あぁ、私って友達つくり苦手なんだ”
初めての認識だった。
人付き合いは好きじゃない。
別に友達がたくさん欲しいわけじゃない。
だからって人見知りはしないし、誰とでも話せる自分。
苦手だなんて
それが上手にできてなかったなんて思ってもいなかった。
でも、母親には『Marinaにはできない』って思われていた。
それを知ったとき
私の自己肯定感は下がった。
よく考えたらそんなことは昔からよくあった。
大好きな母親。
私のことが心配でたまらない母親。
一緒に出かける。
私の周りには
私を褒めてくれる
私を認めてくれる
対等に向き合ってくれる友人ばかり。
彼らは私のことを良く母親に言ってくれる。
それを絶対に否定する母親。
”この人は私のことをだめな人間だと思ってるんだ”
また下がる自己肯定感。
本質はそこにはなくて
私が落ち込む必要は本当はなくて
私はママの一部。
自分が評価されるのが苦しいママ。
否定してしまうママ。
母親自身の自己肯定感の低さに巻き込まれてきた私。
辿ってみるとおばあちゃんも同じ。
何世代も続いてきたのか悪循環。
この悪循環を断ち切れる?
結局みんな自分を愛せなかった。
劣等感の塊だった。
そんな自分を愛してしまっていた。
他人を否定して
自分を正しいと思い込む。
人間はエゴの塊。
きっと生き物みんなエゴの塊。
でもそれでいい。
きっとそれがいい。