手術後の日常


こんにちは。まりちゃんです。
造膣手術をした後、どんな日常になったのかについてまとめてみようと思います。

基本的に術後はプロテーゼという器具を膣の中に常時入れ続けます。そうしないとせっかく作った膣が癒着してなくなってしまうそうなのです。
造膣手術は作るだけでなく、その後のケアがとてもとても重要です。

術後一週間は入院生活。

退院後から自己管理が始まります。
入院中は痛くても看護婦さんや主治医のお医者さんが傷の経過を慎重に見守ってくれます。

その後は週1〜2で通院して
作った膣が塞がっていないか確認し、
問題がなければどんどん通院頻度をさげていきます。

プロテーゼはそのまま挿入すると痛いので、
塗るタイプの麻酔ゼリーを塗ってから挿入します。

膣に挿入すると気持ちいいか?と言われると本当に気持ちいいという感覚は全くなく、
異物がただ体の中にあるような感じ。

◎常時入れるために準備したもの
常時入れ続けるには、ガードルか補正下着があると落ちないように支えてくれるので便利です。
私は術後すぐユニクロで「エアリズムボディシェイパーショーツ/サポート/4分丈 」を3枚用意し、生理用のナプキンを用意しました。
普通の日か少ない日用のもので充分です。

◎退院後、1週間
まだ傷は閉じているものの、
皮膚がしっかりできていない状態です。
なので、挿入時、ヒリヒリとした痛みがあります。本当に痛い。。そして立ったり座ったりするだけでも痛いし、じわじわと続いていく感じ。
でも1週間経てばだいぶ落ち着きます。
トイレに行くと出し入れすると思うと嫌であんまりご飯とかお水とか飲みたくなかったです。
お風呂トイレ以外の時はつけていました。

◎1週間〜1ヶ月後
傷は閉じ、皮膚も少し厚くなってきて
慣れてくるところ
1,2時間くらい運動するときは外したりしてました。
今までショーツだけで良かったのが、
ショーツにおりものシート貼り、プロテーゼ入れ、ガードルで抑える作業をトイレの度にするため大変だなあという感じでした。

◎1ヶ月後〜4ヶ月後
少しずつ皮膚は厚みが増し、痛みはもうないです。でもプロテーゼを入れ忘れると膣が閉じようとするのか少し狭くなり、再び入れるときに少し痛みを感じる時もありましたが、
きちんと入れ続けていれば問題なかったです。

せっかく造膣手術をしても自己管理ができないと
閉じてしまう人もいるようです。
わたしは全く閉じず術後の経過は順調でした。

◎4ヶ月から8ヶ月以降
たまに半日忘れるくらいなら全然問題なくなりました。
現在も常時入れる作業は継続中です。
たまに一日忘れてしまうこともありますが、
毎日毎日忘れなければ閉じないくらいには安定しました。


作った膣は安定しており、
術後の経過は現在順調です。

でも、膣が広がっても子宮と繋がっているわけではないです。
ただ、穴が長くなっただけです。
そして私の場合、骨盤が小さかったため思ったよりも膣が長くできず、普通に造膣手術した人よりも短くなってしまったそうです。
仕方がないし、
伸縮性はある臓器ではあるので少しは伸びますが、
男性のモノが大きいと入らなくて
あれ??って思われないかがとても不安です。

そのため彼氏がいた時期もありましたが、
性行為は怖すぎてできませんでした。
お医者様からは推奨されてはいます。

感覚が普通の女の子と違ったら
裏切られないかとても心配で
性欲は湧かないかも。

ただ、それでもなにもしないよりは
良かったのかなと思います。
前は本当に何もできなかったから。。

でも、
以前は2,3センチしかなかった膣が今は10センチほどあります。
これなら性行為ができます。


これは本当によかった。。

これから造膣手術を受けるか迷っている方、
術後の生活を知りたい方に少しでも参考になりますように。

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