造膣手術、なぜ受けたいと思ったのか
造膣手術とは?
その名の通り、欠損している膣を作る手術のこと。性行為をできるようにするために行われる。
複数の手法があるが、医療機関により受けることができる手術は異なる。また、手法によっては回復に時間がかかるものもある。
ただ、膣を作るのはすぐできても、膣を維持するのは大変である。
アフターケアが、とにかく痛いし、辛いという特徴がある。
具体的には、
プロテーゼという拡張用の器具を定期的に膣に挿入して、自己管理しないといけない。
それを怠るとせっかく作った膣が癒着しちゃって無くなってしまう。。
ピアスの穴と同じような感じで。
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わたしはそれでも、造膣手術受けようと思った。
どうしてそう思ったのかまとめてみた。
造膣手術を受けるかどうか、迷っている女の子の参考になったら嬉しいな(*´-`)
受ける必要なんてないよね?
膣欠損と言っても全くないわけではなく、
2,3cmほど、伸ばせば5cm弱になるような膣はあった。
そのため、えっちは男性側の頑張り次第?
で出来てしまうので、
(よく抜けちゃうとか半分くらいしか入らないとか問題はあるものの)
まぁいいかと
はじめは思っていた。
20代前半は、恋愛としての楽しさが求められていたからだと思う。
初えっちは100%気まずくなる苦痛
とはいえ、はじめてえっちするときには、
男性からしても触ったら、
ん???どこだ???ってなるから
(女性経験のある人だと尚更ね、、)
その度に
ちょっと気まずい感じになる。。
まだ好きになって間もないし、
お互いのことこれから深く知っていく。
そんな付き合い始めの段階で、
膣が、、人より短くて...さ、泣
(膣欠損、子宮がないなんて言えない、、、)
ごめんね、、痛くない??
と言わないといけない。
自分のことを知らない、
相手との絆も深くないのに、
ショッキングな事実を説明せざるを得ない感じになってしまう。。
勘の良い男性でなくとも、
なんとなく
・生理はこないんじゃ、、
・妊娠できないんじゃないの??
って分かってしまうのか、、、
つらいかったね、、、よしよし。。
みたいな感じになるか、
え、中に出していいってこと?
生でいいって事? ←クズめ、、、
って感じになるかのどちらかで。
(生は性病になるからいやだ、、、)
たまにー
そんなの関係ないよっ
大好きっっ♡
って言ってくれる人いたなあ。
(嬉しくて嬉しくて泣いちゃったなぁ、、)
けど、、やっぱり男女関係において
性行為って大事なもの。
初えっちは特に特別なものだと思う。
そこで伝えないといけない状況になってしまう
のは、苦しかった。
悲しそうな顔を見るのも、苦しかった。
やっぱり妊娠できないってはじめの段階で知ると、浅い関係で終わってしまう、、。
恋愛したくても、だめなのかな。
(もちろん他にもたくさん原因はあるだろうけれど。。)
えっちくらい、素敵な時間にしたい。
せめて、膣があれば、、。。
そんなこんなで、
造膣手術、受けようかなあ。
そう思った。
高額医療費控除が使えると知った
造膣手術にかかる費用を調べていたら、
約30万?だったかな?
かかるけれど、高額医療費控除が使えるから
年間にかかった医療費のトータル金額が10万超えた分は戻ってくる。
そして、申請すれば、
会社からも補助金支給されることを知り、、
ありがたい制度のお陰で、
造膣手術の費用の負担が少なくて済む
なら、受けてもいいかも。
そう思い、婦人科外来で、
造膣手術が受けたいです。と話した。
ここから手術への具体的な話へと
進んでいく。
好きな人に私の気持ちを伝えたいから
誰しも、好きな人と一緒にいたい。
と思うだろう。
私のことだけ見てほしい。
女性だったらみんなが抱く感情だと思う。
子供ができない身体でも、そう思われたい。
付き合ったらえっちしたい。
気持ちを伝える手段として。
好きな人の温もりを感じて幸せに浸りたい。
せっかく私のことを好きになってくれて、
好きだと伝えてくれる人に出会えた喜びを、
初めから悲しい事実を
伝えることで失いたくない。
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プロテーゼ挿入は痛いし心折れるし、
自分の体に四六時中向き合わないといけなくて、涙が溢れる時だって絶対にあるだろうけど、、
いつか、好きな人と素敵なえっちをするんだ...
そう思えば頑張れると思った。
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長いアフターケアのつらさは、
あるけれど、
覚悟決めることができた。
最後に
造膣手術は、作って終わりではなく、長いアフターケアが必要になる手術です。
好きな人に愛を伝える手段は他にもたくさん
あるから、辛い思いをしてまで受ける必要はないと思ってます。
自分の人生。
よく考えて、悩んで、
最後は自分の判断で決めて欲しいなと思ってます。
幸せの形はそれぞれです。(*´-`*)
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少しでもわたしの体験が参考になれば、、
嬉しいな。。(*´◒`*)
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