特別展アリス— へんてこりん、へんてこりんな世界
六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで「特別展アリス— へんてこりん、へんてこりんな世界 」を観てきました。
アリスフリークとしては観ておきたい展示でした。
ルイス・キャロルとジョン・テニエルが手紙などで綿密なやりとりをしていたことにより生まれたアリスの世界を堪能しました。
アリスの生まれたヴィクトリア朝時代のイギリスの社会背景などを知ることもでき、鉛筆で描かれたテニエルの木版画の習作など直近に観ることができました。充実した内容でじっくりと観ているうちに朝ごはんは玄米フレークだけでしたので、お腹が空いてきて困りました。
三年前の横浜のアリスの展覧会では日本人のアリス挿絵画家として金子國義氏が一切扱われていないことに疑問を感じていましたが、今回はフューチャーされていましたので、納得しました。
金子氏のアリスの世界は耽美なイマジネーションに溢れていて、テニエルに次ぐものだと個人的に思っています。
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