ママはなんにだってなれるんだ
昨夜は、いつもより何倍も楽しい絵本タイムをすごしました。
わが子は、絵本の登場人物に「ねえ、○○さん」などと平気で話しかける強者。
昨日は私の頭痛がひどく、絵本を読んであげることができなかったのですが、絵本を読まなくたってお話はできる!登場人物になりきって、話したいことを話せばいいやと決め込み、絵本を閉じました。絵本に出てくるガイコツが一番インパクトがあるキャラだったので、私は迷わずガイコツ役。
私:「わしはいまはガイコツで死んでしまったが、ガイコツじゃなくて生きてたんじゃ」
子:「??」
私:「昔は君みたいに肉がついていたんだ」
子:「きんにくも??」
私:「もちろん」「でもフグは毒があるから食べちゃダメって言われてたのに、フグを食べて死んじゃったんじゃ」
子:「せんせいがいったことを守らなかったの?」
私:「そうじゃ」
つづく
こんな感じで永遠と話が続く限り、創作会話をしていたらこれが思いのほか楽しかったのです。
子どもも、いつもと違う展開だったからか、ガイコツさん(私)にどんどん話しかけてくれました。
絵本の中ではガイコツさんは生きていましたが、私は死んでいる設定にしたので、最後は土に埋葬してもらい、「ガイコツはやがて大きな木になりました。そしてずっと(子の名前)を見守っているのでした。おしまい」
というしめくくりにしました。
・・・が、子どもはまだお話の世界にいたがり、「木さん、パウパトロールの歌しってる?」「スパイダー(バグ・ダイアリーのキャラクター)ってしってる?」「はさみとかノリとか使って工作したんだよ」などなど、話したい気持ちが止められず、絵本タイム特別バージョンは1時間くらい続きました。
いや~楽しかった。
育児って楽しい!って思えた、親としての私を、少し好きになれた瞬間でもありました。
今日も絵本と閉じて木になったガイコツのお話をしたいと思います。