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場所がサポーターとなること

 普段私たちが何気なく過ごす場所が強力なサポーターになることを私は今実感中。
 例えば修行なら山奥のお寺、自然の場所。それが一般的な概念ではないだろうか。

 しかし私は昔からそういう特別な場所で何かをやるということに敷居の高さを感じ、日常的な場所で日常的に出来ることに重きを置いてきた。

 「カップを静かに持ち上げ口に運び、静かに置く」私はこれをずっと続けている。

 一見簡単な動作。けれどこれをゆっくり静かに行ない続けることは、この習慣を長く続けている私であっても今も難しい。集中力が切れると「ガタン!」と大きな音が鳴って自分でやっているのにビックリする(笑)

 私はこれを続けることで自分を整えることをしているし、その場所、空間にその記憶が蓄積されていることを実感している。
 つまり同じ場所で同じことを続けていると、その空間にその動作がやりやすいような「流れ」が出来るということ。やればやるほどそれがやりやすくなる空間に出来上がるということだ。

日常の唯一無二。

これは私にとってとても価値あることであると静かに思う。


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