2008年1月某日
「たくさん質問をしてくれる子がいて授業がやりやすい」
そうやって学級通信に書かれたのはわたしのこと。
高校生のときのどの写真を見てもシャツの一番上までボタンを留めて、正しい位置でリボンを着けている、スカートを折ったことも切ったこともないわたし。
いわゆる見た目だけ超真面目な女子高生だった。
2008年の1年間はまるっとニュージーランドの現地の公立高校に留学して帰ってきたばかりで高校の授業に馴染めずにいた。
とにかく授業についていかなきゃ、テストで良い点数取らなきゃっていう思いで積極的に質問したり先生と仲良くしたりしてた時期。先生と仲良くしたら試験範囲とか内容とかペラって話してくれるんじゃないかなという下心があったから。無論、そんな先生はいなかったけどね。
負けず嫌い
高校生の時のクラスメイトたちはあんまり勉強が好きじゃなかったと思う。だから余計にちゃんと試験で良い点数取ろう!なんか負けたくないなって張り切ってた。
小学生の頃に「牡羊座は負けず嫌い」っていう占いを見てから自分のことは負けず嫌いって自己暗示(のようなもの)をかけてたのかもしれない。
学級通信でかしこさがバレる
この書き方、語弊があるかも。
わたしが通ってた中高では毎日発行される学級通信があって、そこに英語の小テストの満点者だったり、定期テストの科目ごとの順位だったり、みんなの目に見えるように「誰が勉強できる」か可視化されてた。そんなの負けず嫌いのわたしにとっては載りたいじゃん?悔しいじゃん?そりゃ勉強しちゃったよね〜。
で、2009年1月か2月頃の学級通信の中に「たくさん質問してくれる子がいて授業がやりやすい」とお褒めの言葉を書いてくれた先生がいたよって話です。
のちに私はこの人の沼にハマり(笑)、春雨くらい透明でそうめんくらい細く蕎麦のように長い付き合いになることになるのでした。
高校生の頃からなぜか年上に魅力を感じてしまってるのは絶対にこの人のせいだと思う。
30歳まであと260日
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