ワンオペ育児

親という地獄

世の中の親はよく親ができる。
最近の私の関心はもっぱらそこにある。

親なんてやるもんじゃない。
少し前はこれだった。
今はどちらかというと、よく親なんてやれるな…という畏敬に近い。

私はピアグループでグッドペアレント役になることが多い。
グッドペアレント以外はチャイルドたちだ。

家族はみんな対等でみんな平等で、必要な時に親が説明した上で子供たちにルール設定をする。
子供たちは自由だ。親の都合で親の仕事を手伝わなくていい。
もちろん、親が風邪をひいた時はおかゆを作ってくれてお薬とお水を用意してくれる子どもがいてもいいと思う。
でも基本的に子どもは自由だ。

親は子どもたちみんなを愛する。

誰かが家族の中でポツンとしてたら、きょうだいたちと馴染めるように話を聞くしお手伝いもする。
誰かが泣いていたら話を聞いて抱きしめておいしいものを食べてゆっくり寝てもらう。
誰かと誰かが喧嘩したら、両方の話を聞いて両方に共感して両方に何をしてはダメだったのか伝えて、両方を抱きしめる。
誰かが家に居づらくなって家出をしたがっていたら、必死に止めていなくなったらママ寂しいよ、なにが嫌なの?教えてと、話を聞く。

どんなに子沢山でも、どんなに親が大変そうにしてても、他の子供たちは誰も手伝わなくていい。
子どもは親の真似事をしなくていい。
子どもは家事をしなくていいし、下の子たちの子育てもしなくていい。
子どもは大人になるまで家のルールを守りながら自由に過ごせばいい。

少し前に、ワンオペ育児とやらが話題になっていた。
なんとなく、こんな感じなんだろうか、と思う。


やっぱり親なんかになるもんじゃない。
私はみんなと友達でありたい。

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発達障害者まりんのスキーマ療法体験記
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