児童書「ふたつの月の物語」
月の名前をもつ少女「美月(みづき)」と「月明(あかり)」。肉親もなく別々の人生を歩んできた二人が、ある日津田節子という富豪の養子候補に選ばれ、夏休みの間別荘に招かれます。
なぜわたしたちが養子に選ばれたのか、その秘密を探っていくうちに、ダムの底に沈んだ村、魂呼びの神事、集められた別荘の人々、そして自分たちの出生の秘密に辿りつきます。
読み終わって最初に、なぜか「思い出のマーニー」が思い浮かびました。
マーニーはまだ観ていないのに…。
女の子同士の秘密というのは、男の子も知