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この夜のかんじをよく知っている、と思い出す。 賑わっていたはずの町にもう人の気配はなく、私は酔っていて、ひとりぼっちで、何もかもに見放されていたのにきっと大丈夫だと信じていた。 明日からはもう一人ぼっちじゃないのだ。 神保町にはまだ住んでいたかったけど、このことにはかえられない。