貴賓室とCAFE de la PRESS
横浜市中区といえば、キング、クイーン、ジャックのいわゆる3つの塔等の主要官公庁が集中している場所。横浜の中心地はランドマークタワーのある西区のみなとみらい周辺(最近市庁舎が移転)または横浜駅だと思ってる方も多いですが、浜っ子60オーバーの方に横浜といえばどこですか?と聞くとほぼ中区の関内(馬車道、伊勢佐木町)と答えます。実際以前不動産売買をしていた時、横浜在住の高齢の方に老後はどこに住みたいか聞くと馬車道という人が多かったです。そんな人気な中区ですが、仕事の関係でしばしばよく行きます。
関内駅を降りて浜スタのある横浜公園を海岸側に抜けると日本大通りという銀杏並木が有名な通りがあります。官公庁の職員の一斉昼休み12時から13時以外は人もまばらな静かな場所で、ドラマのロケ地によく使われていて、最近だと「セクシー田中さん」など。私はたまに仕事の合間にカフェで休んだりふと散策したりしています。この前この通りにある横浜情報文化センターに寄ったらたまたま3Fの貴賓室が公開されていたので遊びに行ってきました。
横浜情報文化センター
重厚な洋館なのに名前が「横浜情報文化センター」という名前がちょっとダサい、、正面はフェイクの入り口。間違えてる方よく見かける。
両端にある自動ドアから入れます。
フェイク入口の裏側。鎖で縛ってありました。
入り口看板では3階まで見学可能、写真は商用利用不可とのことでしたので、遠慮なく見に行くことに。
振り返ったところ。誰もいなくて静か。それこそロケとかに使ってそう。
旧貴賓室
横浜情報文化センターはもともと「旧横浜商工奨励館」といい関東大震災後の復興目的で1929年に建てられたもの。この旧貴賓室は現在修復作業が完了して一般公開されています。
創建時の建材に修復作業を重ねて保存していると書かれていますが、新品にしか見えないのと、初めて見る変わったデザインでした。特に梁部分の装飾。
天井の孔雀の絵柄もグラデーションが効いてて豪華。
せっかくなのでソファに座ってみたいところですが、部屋の立ち入りはできません。謎に入口手前にドレッサーが置いてありました。貴賓室だから皇室レベルの方向けの休み所といったところだったんでしょうか。
CAFE de la PRESS
休めなかったので、2Fにあるカフェに下ル。
こちらはフランス喫茶が楽しめるCAFE de la PRESSさん。SNSはもちろんCMでもロケでもかなりヘビロテされてるので、私が書くまでもないですが、
割と静かなので打ち合わせなどで重宝してます。
窓側の席を拝借。
ちょうど県庁が見えていい景色。
ケーキも手が込んでて美味しいです。
こちら珈琲メニュー。記者たちのカフェ(または弁護士たち、裁判官たち)とかネーミングが面白い。情報文化センターでPRESSだからそれに因んでるのか。
紅茶もこのメニューの他にも種類があって、他にはフランスのお馴染みKUSUMI TEAがあります。砂糖入れなくても香りだけで美味しい紅茶。
雰囲気が素敵で海外に来た気分。いつも古い和風建築ばかりみてるから、
ここ来くるとフランスの空気が吸えて新鮮。
どのケーキも美味しいですが、私はこのマーマーレードジャムが乗ったチーズケーキが好きです。
店内から入り口みた図。あまり席数ないけど開放されてるから広く感じる。
外から見上げた図。入るまでは一見何かの高級店かな?ぐらいに思ってましたが、中に入ってみるとカジュアルで価格帯も普通だし、人出の多い馬車道や中華街まで行って打ち合わせするよりはとても使い勝手が良いと思います。あと女性陣を案内するとわりかし喜んでくれる。
最近1Fにタリーズコーヒーができました。ネカフェさながら個室の席なんかもあってこちらも作業で使ってみたい。
そういえば横浜三塔物語は1日でカップルで巡ると結ばれるとか、3つ同時に見ると願いが叶うとか諸説あり、これ割と簡単で頻繁に見てるので、私はもっと幸せになってもいいのではと思います。。少なくとも大桟橋からは曇ってなければ全部見れます。
横浜情報文化センターについてはこちら→
公的な情報しかないので、あまり参考にならないかもしれません。。
CAFE de la PRESSについてはこちら→