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観光コーディネーターという仕事⑨

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

思えばいろいろとあったはずの2021年。
前職での業務引き継ぎ、別れ、引越し、新しい環境と、肉体的・精神的にきついこともあったと思いますが、「わたし、覚えてませんので」(笑)。
たしかに、前職地での「観光コーディネート」の経験・実績から大槌町に移住することになったので、プレッシャーは感じています。

ただし、私の経験なんてなんの役に立たないかもしれない、なにも成果をあげられないかもしれないという恐怖を抱くことは、基本超お気楽・怠け者の私には必要なものだしと思ってるし、面白い大槌町の方々に囲まれていると、日々の暮らしが楽しい。
ふと気づくと「なんか辛かったことあったけか?」と思い出せなくなっています。

さて、12月。なにしたっけか?
あれ? あれ? さきほどまでいいこと言ってた風だけれど、単に老化現象だけだったかも!
なんていうのは1/3冗談です。

☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆ 

大きなこととしては、岩手県の旅行商品開発のための助成金でeバイクをつかった町あるきの自転車版プログラム「おおつちチャリクエ」をつくっているというのは、チラッとここでも書いていましたが、そのモニターツアーを行いました。

モニターツアーは今年度中に2回実施する予定で、1回目は、観光に関わる事業者の方々8名に協力をお願いしました。

プログラムの概要は、
大槌駅でeバイクに乗って、以下のことをしてもらいます(チケット代にすべて含まれている)。
①おすすめのスポットを数カ所まわる(今回は8ヶ所用意したなかから最低4ヶ所に行き、写メしてきてもらう)
 今回のスポット
 ⑴蓬莱島
 ⑵筋山展望台または城山公園
 ⑶新港の公園のベンチ
 ⑷三陸鉄道をできるかぎり間近で写メ
 ⑸源水川(湧水)とイトヨ生息地
 ⑹ファミリーショップやはた
 ⑺大槌川土手
 ⑻小鎚神社のもみの木

②なにかもらえる「立ち寄りスポット」に寄って、食やグッズをゲット
 今回は、
 ⑴河合商店でお刺身
 ⑵三浦精肉店で唐揚げ
 ⑶エルマーノでおおちゃんドーナツ
 ⑷おばちゃんくらぶで手づくりストラップ

③500円クーポンを使って町内でランチ
 今回は、
 ⑴チャリカフェ
 ⑵アルゴ
 のどちらかに行っていただきました

④体験スポットで体験する
 今回は、「MOMIJI」で鹿革キーホルダーづくり

⑤クイズに答える
 今回は、「おしゃっち」にあるオブジェを探してその由来を調べるというお題だったのですが、あいにく、とあるイベントと重なり、ちょっと他所の人には居心地の悪い感じになってしまったようです。中に入れなかったチームもいたとのこと。イベントがあるのは事前に確認しており、出入りOKとなってましたが、予想よりも人が多かったようです。次回への反省材料です。

⑥コンプリートした参加者へプレゼント
 今回は、ササキプラスティックの「ホヤマグネット」

今回用につくった手づくりチケット!

今回は初めてということもあり、
●集客できるプログラムか?
●時間と内容が適切か?
●適正料金は?
●ターゲットは適正か?
を検証する目的で実施。
マップがまだできていないため、同僚はるかちゃん手づくりのものを代用しました。
(当日天気はよかったですが、風が強かったため、何枚かに分けたマップではちょっと不便だったようです。すみません)

大槌町は、お店も観光スポットも駅から遠く、かつ坂が多いという、観光客視点では、とても不便な町。でもeバイクなら楽にいろんなところに行ける

参加者アンケートが戻ってきています。
みなさん、観光事業に詳しい方々なので、いろいろなご意見をいただき、とても参考になりました。

*大槌に初めて来た人でもマップを頼りに自転車でまわれそう
*立ち寄ったスポットで「人との交流」(ちょっとした会話でも)があったところはとても印象よく満足度が高い
*普通に観光に来てたら通り過ぎるスポットやお店に寄れてよかったと言ってもらえた
*立ち寄りスポットでの「ついで買い」も予想より多く、「もう一度来てみたい」と思ってもらえていた

などは、私が欲しかった検証結果です(笑)。
とはいえ、改良点は多々あります。
協力していただける町内の商店をもっと増やさなければなりません。また、三陸鉄道を利用して吉里吉里や波板まで範囲を広げたいと思っています。
観光協会、現在人材と人手が足りず、協力していただける方も大募集です。

次回モニターツアーは、一般の方に参加していただいて、2月19日に実施する予定です。

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最近、少しずつですが、旅行エージェントさんからの問い合わせが直接私のところに来るようになりました。
団体ツアーは営業してから半年〜1年後、教育旅行は2〜3年後のものが、いま決まります。これは、営業がうまくいった場合の最短のケースです。なんどもなんども営業して、大槌町を知ってもらって、町を代表している私を信用してもらってはじめて商談成立。
なので、まだ大槌に来てからの営業成果ではなく、前の町でつながっていたエージェントさんからの問い合わせですが、「あ、大槌には服部がいたような?」と思い出してくれるのは、純粋にうれしいです。
ここから、ここから。

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これ、なんだかわかります?
この間サンプルを取り寄せました。大槌駅にマシーンをおいて、あるものを販売する計画を練ってます。乞うご期待!
でも一番大きなカプセルでもちょいきつい。商品の入れ方を考えなければなあ。

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2021~2022年の年越しは、コロナでずっと帰れなかった実家(東京)で過ごしました。
ちょっとおさまって来たかと思ったら、また増えてきましたね。
でも、東京の家族・友人たちは逞しくwith コロナ生活に対応・順応・抗戦をしていて、少し私は乗り遅れた感も。時代の流れに追いついていかねば!とひしひしと感じました。

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また、東京から戻る前に、石見銀山のある島根県大田市大森町の町づくりの視察に行ってきました。この話はなが〜〜〜くなるので、次回か、また機会があるときに報告しますね。
写真は、町内数カ所にある「町民憲章」が書かれた看板。これを読んで、大森町の「らしさ」に納得。

飛行機からの富士山


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