観光コーディネーターという仕事28
こえ〜〜〜。
というのは、「怖い」ではなく、岩手の方言で「疲れた〜」「しんどい〜〜〜」という意味。
かつて経験したことがない三陸の猛暑と、強烈な仕事量で、まさしく「こえ〜〜〜」となっている今日この頃。
今年はエアコンなしでは生活できず、電気代の請求やガソリン代もこえ〜〜〜。
こっちは、標準語の恐怖のほうの「怖え〜〜〜」です(笑)。
8月31日になってしまいましたが、7月の報告です。
観光協会での私の仕事は、この月に何実施したイベントや体験受け入れというのは一瞬・一部であって、何ヶ月も前からの準備がほぼ全てといっても過言ではないでしょう。
なので、毎月の報告をする内容にいつも迷いますが、やっぱりわかりやすい「目にみえるやったこと」になるのかな?
地引網体験
7月は、教育旅行の受け入れと、協会の事業として、2回実施しました。
大槌町では仕込み(あらかじめ魚を入れておく)なしで行うので、当日魚が取れるかどうかはわからないという前提で参加者の皆様には了承を得ておりますが、これまでは運良く(小さいですが)いろいろな魚がとれていました。
が、6月のある教育旅行の受け入れで、瓦礫に網が引っかかるとアクシデントが!
いままでで一番獲れなかったことがトラウマになっていました。
漁協さんや漁師さんのご協力で、瓦礫が残っている場所の調査をしてもらい、そこを避けて実施した7月。
7月8日の一般募集の地引網体験イベントは、これまでで最高の量の魚が獲れました。
7月31日の親子学習の団体もまずまずのとれ高となり、まずはほっとしました。
自然のものなので、運によって差が出るのは仕方ないですが、あまり差が出ないようにならないようにするのが、これからの課題です。
地引網+お魚ガイド(おおつちのあそび)の連携も板についてきました。
7月8日の地引網体験イベント
町の事業の一環で実施。町内外から約50名定員いっぱいの参加がありました。今回初担当となった観光チーム・夢夏ちゃんの提案で、初めて漁協の女性部とコラボ。美味しいサーモンのホイル焼きなどを提供いただきました!
7月31日の地引網体験
岩手県内陸からの親子学習体験。震災学習のあと地引網体験に挑戦していただきました。
海開き
町から海水浴場の管理の委託を受けている観光協会。
今年の海開きについては、広報を担当しました。
三陸沿岸各市町村それぞれが海開きするなか、少ない人口の三陸で競争しても利用者数は増えません。そのため今年は「外への発信」に力を注ぐべく、チラシの配布は町内のみにして、あとはHPの特設サイトと各種SNSのみで情報発信をしてみました。
残念ながら海開きが終わってすぐにサイトを消しまして、中身をお見せできない(汗)。
それでも、やはり「陸前高田」「浄土ヶ浜」の認知度には敵わないなあとしみじみ実感。
予算的な都合でビーチイベントがないのも痛かったかも。
でも情報発信は何年も続けてこそ結果が出るものです。
これからだと思います。
大槌まつりツアー企画
年に1回の大きな秋まつり。1年の節目は正月ではなくこの日だと言われたり、出身者はお盆ではなくまつりに帰省をするほど、大槌町民は自他共に認めるまつり好きです。
いままでは町民だけの盛り上がりでも維持できましたが、やはり急速に進む人口減少により、お神輿様のかつぎっと、郷土芸能の担い手、まつり関係者の人員が激減し、運営自体が危うくなるのも時間の問題になりつつあります。
そこで、外からも人がたくさん来て、経済的にまわるようになるおまつりにできたらと、その手始めに、盛岡を中心とした内陸の方々向けのツアーを盛岡の「みちのりトラベル東北」さんと企画しました。
ツアー催行できるといいなあといまからドキドキです。
企業の組合旅行受け入れサポート
「サントリー」の組合「サントリー五感塾」の懇親旅行のディスティネーションに、大槌町を選んでいただきました。
大槌期待の新星NPO「おおつちのあそび」が受け入れをし、ジビエツーリズムをメインにした内容です。
観光協会では、夜のBBQと2日目のランチの手配をしました。
ランチは六串商店さんで、地元の新鮮な海鮮いっぱいのメニューにみなさん、大喜び(知り合いの釣り人がとってきたというイカ1人一杯が、サプライズでついてました )
(写真撮ってなかったよ)
ほかにも源水生き物観察会、テントサウナ体験会に行ったり、かがり火の舞の実施、観光事業者の会合など、いろいろとありましたが、8月も同じようにいろいろあったので(笑)、7月は割愛します。
↑2分くらいの動画ですが、めんけいこっこが一生懸命大神楽を踊ってます。