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点と点をつなぐ

今日は英国フェア5日目で通常通りの起床。
もはや今日が日曜日という感覚すら無くなる。
昨日のSHEAwardsのおかげで、
朝起きると晴れ晴れした気持ちになっていた。

今日書きたいテーマは
『点と点をつなぐ』
過去や懸命に生きる今は
未来につながっているということだ。

私は中学3年生のときから日記を書いている。
見開きがウィークリーになっていて、
タイムスケジュールが書けるもので
そこに今日の感想や思ったことを
日々綴っている。

当時は受験のために
やることリストを書いて
達成したら感想を書いていた。

それが習慣となり
毎年の目標を決めて
それが達成できるように
毎月の目標を書き、
それを叶えるために
毎日の振り返りや感情を書き出してみたり。

文字を書くことはワタシにとって
毎日を生きていくことになっていた。

心が病んでしまったり、
余裕がなくなってしまった2年以外は
ずっと書き綴っていて
唯一継続していることだ。

日記に言葉を書き留めることは
自分の今日のできごとや
どう感じていたのかなどの振り返りになる。

そして、たまに過去のページを眺めると
仕事に必死なワタシや、
好きなことに全力なワタシ
その時々に一生懸命にいきていて。

こんなときもあったなと
どこか懐かしくて優しい気持ちが湧き上がったり
あのときの記憶が呼び起こされ、
心がぎゅっと苦しくなることもある。

でも不思議と、
なんであっちの道に進まなかったの?と
後悔することはなくて、
過去の自分には『よくやった!!』と
いう言葉をかけてあげたいと思う。

なぜなら
大学の授業の時に学んだ
言葉たちがワタシを支えてくれているからだ。

大学の英語の授業で
2005年6月12日にスティーブ・ジョブズが
スタンフォード大学の卒業式で
話されたスピーチについて学んだことがある。

それは

『Connecting the dots(点と点をつなぐ)』

という内容だ。
もし知らない方は一度調べてみて欲しい。

何か壁がある時や苦しい時に
大丈夫だと思える言葉たちだ。

スピーチは3章に分かれていて、
1章目がこのスピーチだ。

私なりの解釈になるが、

今を生きていると、これは役に立つのか?
と疑いたくなり全てを
投げ出したくなることがある。
しかし人生を進んだ先に
過去を振り返ってみると
実は自分がその時に経験してきたことや
過去の出来事たちが点となって
今と繋がって未来に繋がっている

という内容だ。


大学生ながら
私が経験した過去もこれからの未来でさえも
すべて、
何一つ無駄なことはなく
今を懸命に生きていたら
未来につながるのだと
強い太い幹のようなものができた。

困難なことや理不尽な経験をした時には
『これは未来に繋がっているんだ
いつか、きっと役に立つ』
と思って踏ん張って生きている。

実は私は新卒の2年目で
同じ部署の同期2人が立て続けに
うつ病になり、その後私も同じ経緯を辿り
退職したことや、
数年前にはビジネスに参加し、
他人を優先しすぎで、
自分を犠牲にしてたくさん傷ついた経験がある。

その当時は自分が何ものかわからず、
何を大切にしていきたいのか
何が得意で、苦手なのか
周りに比べると私なんてからっぽだと
自分自身について全くわからなかった。
自信なんて全くなかった。
ただ他人の言うままに生きていて
誰かの期待に応えようと
誰かに好かれようと必死だった。

最終的に残ったものはみじめな自分だけ。
とても悔しかった。
私の時間やお金、優しさや感情を奪うものたち。
すべてに対して腹立たしくて、悲しかった。
今振り返るとテイカーが多くて
上手く周りに利用されていたのだと思う。

だから見返りを求めて、期待を込めての行動や
自分自身を大切にできない行動は
すべてやめようと心に決めた。

しかし過去の選択は後悔していない。

・人見知りをせずに
コミュニケーションがとれること

・失敗を恐れずにチャレンジできること

・同じ経験をしてる人に寄り添えること

これらは苦しい経験の中から
得られたものでもはや財産ばかりである。

そのおかげで今は自分のことや
大切にしたいものを理解して
自分の世界でご機嫌に生きている。

たくさん失敗して
傷ついた経験があるから
今がある。

もし今同じように苦しい人や
つらい気持ちをもつ人がいたら
あの時の私にかけてあげたかった
言葉やアドバイスを届けたいと思った。

立ち止まってしまった日があるから
伝えられる言葉があると思っている。

まだまだ未熟で経験も浅いが、
同世代の人に比べて
たくさん傷ついた経験はある。

毎日綴ってきた想いがあるから
ワタシはワタシでいれている。
誰かに発することが怖かったから
日記に書いて俯瞰していくことしか
できなかった。
たくさん自分と向き合って
乗り越えてきたから自信がついた。


その過去の経験たちを
活かせることができるなら、
それが自分の仕事になったら最高だと思うのだ。

ワタシに改めて伝えたい。

今経験していること全ては
未来に繋がっているから
安心して前に進もう。

失敗してもいい、
成功するよりも
そこから学べることはたくさんある。

全力で毎日を生きて
経験してきたことが
点となり未来をつくる。

未来の自分を信じて突き進もう。
今と未来を繋げるために。




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