『虫とけものと家族たち』|2020年6月17日・18日の日記
出勤と平日夜の習いごとが再開し、日記を書くより寝るべき生活になってきたので隔日更新にしてみるものの、毎日書かないとなにかうしなわれるものがあるようなきもする。書くことがないと呻吟しながらそれでもなにか書こうとすることでえるものがあるように思わないでもない。書く時間を限定するのがいいかもしれないな。30分一本勝負みたいな。(ChatCastってひとりでもできるのかな)
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2020年6月17日
9時すぎ起床。駅まで歩きながらトーストを食べるのが常態化している(よくない)。電車で本を読まない。一冊読み終わったあとは感想を投稿するまでつぎの本が読めない。朝から『春琴抄』のことを考えられないので夜にまわす。冷房がきびしい季節になってきた。職場まで歩く時間を捻出。音声放送最新回をきく。
らむ屋敷さん、オモコロームに出ていたひとということしかしらない。「モスバーガーを知らなかったころには戻れない」。わかる。オモコロ杯とったときの記事も読んでみたいな〜
(かまどさんの記事はほかおに限定になったけど、ヤスミノさんのオモコロームは全体公開されたんじゃなかったっけ?? いまみたら限定記事になってた)
仕事。おひるやすみ2時間ほしい。先週からずっとおもしろくない仕事をしている。まあそういうときのほうが仕事外では本が読みやすいからいいんだけど。
退勤。水曜日はフラメンコ。いろいろと気がかりなことがありおやすみしようとも考えるが、重い荷物をもって出てきたのだからと行くことにした。意思がよわいならからだが自動的にうごくようにするほかない。条件を設定し、それを満たしたら実行する。予定を入れ、遂行する。
フラメンコはいつも行ってみればたのしい。今回は基礎練中心だった。足の練習はスタジオでしかできない。後半に曲で踊ったあと、先生が「だんだんと慣れてきたらこまかいことを気にしてみようじゃなくて、いま!いまやる!というきもちでね」とおっしゃっていて、そうだなあと思った。なんでも、なんとなくやっているだけではうまくならない。歌もおなじだ。
電車。『春琴抄』の感想を書き、解説を読む。圧倒的な読みづらさ。ほとんど目をすべらすだけだったが最後に腹落ちすることがあったので読んでよかった。以前、恩田陸『六番目の小夜子』を読了して感想を書くまえに解説を読んだら、そのあいだに自分のかんじたことがぜんぶ飛んでいってしまったことがあり、文庫本は読みおえる→感想を書く→解説、の順に読むことにしている。解説がよかったら書き直せばいい。
帰宅。家事をして0時を待つ。
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2020年6月18日
木曜0時は匿名ラジオ!!!!!!!
今週もおもしろかった。ARuFaの貴重な日常回(?)である。
ラジオをきいたらすぐ寝られるように準備していたのに、じっさいにおふとんに入ったのは2時だった。まあすこしやることがのこっていたのと、最新回を4回くらいきいたからなんですが……
9時すぎ起床。おそい電車。ジェラルド・ダレル『虫とけものと家族たち』を読みはじめる。ずっと読みたかった本。買ったのは2年以上まえで、タイミングを見計らっていた。知ったのはさらにまえで、訳者・池澤夏樹さんのエッセーでこのうえなく魅力的なかたちでふれられていた。(なにしろ池澤夏樹さんはこの作品をきっかけにギリシャに移住すらしたのだ!) つい先日読んだ本でまた近くをとおりかかったので、そろそろ頃あいと思って手にとる。うわさだけきいていてずっときになっていたレストランにやっと来られたようなきもち。これからまたしばらくたいへんなことばかりだから、ひとりの時間に光をもとめる。
仕事おわり。雨。風がつめたい。練習にむかう。
この回、オモコロ合宿中に録ったらしいんだけど、ものすごい盛りあがっている声がうしろに入っていてめちゃめちゃいい。なんかだんだん近づいてない?
練習はていねいにすすむ。「つぎ」がいつになるかはっきりしないなかでも、いまきこえる音をよりよくしていく時間はたのしい。あたらしい曲があり、はじめて音が鳴る。すごいことだなあと思う。ふわふわした団員である自覚はあるが、またとない経験をさせてもらっていることがすなおによろこばしい。
1杯だけ飲んで帰宅。電車でダレルを読みすすめる。池澤夏樹さんの訳書はひさしぶりに読んだけど(というかじつは『星の王子さま』以外読んだことなかったか!?)、ことばづかいが著書とちがっていてすごい(当然といえば当然だけど)。本を読む時間ができると思えば電車移動も苦にならない。
ねむい。ねます。あしたもがんばるぞ。
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メモ
食事
https://scrapbox.io/marimo-alt/2020年6月17日にたべたもの
https://scrapbox.io/marimo-alt/2020年6月18日にたべたもの
日課
(なし)
ラジオと動画
・音声放送(#29)
・イマラジ(〜#08)
・オモコロチャンネル
・匿名ラジオ(#206)!
読みもの
・ジェラルド・ダレル『虫とけものと家族たち』(読みはじめ)
・『日本国語大辞典』をよむ(今野 真二) | 三省堂 ことばのコラム
──第24回 バリアント②:だいぶ違うぞ
──第25回 お隣さん
・高橋源一郎「一億三千万人のための『論語』教室」
──「コロナの時代」に「論語」を読むこと。24
──「コロナの時代」に「論語」を読むこと。25