手仕事の基礎コース (シュタイナー教育)
手仕事(Handarbeit)の教授法を学ぶため、2月下旬から引続きFreie Hochschuleで手仕事の基礎コースを受講しています。
手仕事の基礎コースは1年間、教授法コースは1年間の講義・実践からなります。そのため、手仕事の経験がない場合、専科の資格取得に2年かかりますが、私は半年後から教授法の授業を並行して受け1年半で終了予定です。
コースは全てドイツ語で、日本語でも馴染みのない専門用語も沢山使われるため苦戦していますが、頭・手・身体を使って毎日新しいことを経験し、充実した日々を送っています。
基礎コースでは手仕事の基礎を学びます。何年生でなぜその手仕事に取組み、それが子どもの成長とどう関係しているのか等については教授法の授業で学びます。
基礎コースでは、エポック授業と同じく、数週間同じテーマに取り組みます。
2月19日~3月8日(3週間):手縫い・刺繍・服飾史
3月11~3月22日(2週間):インターンシップ
3月25日~4月5日(2週間):イースター休み・自習
4月8日~19日(2週間):Waldorf教育の基礎講座(神智学、ストーリーテリング、音楽等)
4月22日~5月10日(3週間):織物
【手縫い・刺繍・服飾史】
1-2時間目は服飾史や手縫いの技術についての座学、2-3時間目は実践で下記に取り組みました。
・裁縫道具入れ
・幼児向けのWaldorf人形
・刺繍
服飾史では古代文明から現代にいたるまで、時代や思想がどのように貴族や一般の人々の服装と関係しているか学びました。
時代とともにトレンドは変わりながらも、ゆったりした服からキュッと締め付ける服、丈の長い服から短い服等、時代の中で何度も行ったり来たりしていることが興味深いです。
布や紙を使い、形にすることで学んでいきます。
次回は裁縫道具入れの作り方についてシェアしたいと思います。
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