自分のふんどしを締め直す
一度書いて放置していたnote。
書きたいという気持ちはあったのになかなか手が出ない。こうでなくてはという理想があったし、娘の事を書くのに抵抗もあった。
そんな私も親の会という居場所を手放した。それは同時に自分の気持ちをアウトプットする場所も減った事になる。
どうしていこうかな?と考えた時、浮上してきたまた書くこと。でもやらない理由はいくらでも出てくるのだ。
そんな時、娘の送り迎えの時間が長すぎてラジオを聞くようになった私のお気に入り。ジェーンスーさん、桜林直子さんの「となりの雑談」で流れてきた言葉。
・(書くことを)やりたくないならやらなければいい。
・認めてもらうためにやるならやらない方がいい。
・私は誰も見てなくてラッキーと思って書いてた。
それで改めて自分の書くことへの奥の気持ちをより見るようになった。
書くってどんな事だろう?
一番に思うのは未来の自分へ伝えたいから。
そして今、ここで経験してる気持ちはやっぱり今でしか表現出来ない。
ついつい考えてしまい手が動かない私。
書いてみたら喋るように書ける。
そして誰かのために書くなんておこがましい事は考えず、ただ書いてみようと思った。
子どもの不登校を経験し、子どもとの関係だけでなく自分の事も見直すしかなくなる。
本当に、しかなくなる。
子どもが生まれた時点で「育児って子どもだった自分をヨシヨシする行為だな。」と思ったくらい自分の小さな時の悲しみを持ちつづけていた。
だからそんな自分が自分の子ども達や、仕事で関わる小さな子達に暖かく接する事は自分にも帰ってくることなのだ。
そして、それが出来るのは当たり前のことではなく押し付けられた義務でもなくて、チャンスを与えられてるってことでもあると思う。
いつもすぐに出てくる不安や悲しみは、他人の目を意識しての事が多い。
誰かが喜ぶこと、必要とすることではなく、自分がやりたいこと。それを純粋に見つめる時がきた。それをたびたび思い出して自分のふんどしを締めつつ書いていきたいな(これもチャンスなんだな)って思う。