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ダイバーシティ
モデルをしていると海外の方と撮影することがあります
主にインスタグラムでメッセージのやりとりをします
ちなみに私は英語がほとんど喋れない上にお勉強が大の苦手だったので
全て翻訳機頼りです、だって文章を打つだけで精度の高い英文にしてくれるんですもの、素晴らしい、好き
なので実際にお会いした時はカタコトというか、ニュアンス英語で乗り切りることになります
ありがたいことにお相手も簡単な英語を話してくれるので普通に会話ができる
けれどその度にああ、勉強しておくんだったとプチ後悔します
(かといってしないのは私のダメなところ…)
さて、撮影中はシャッターを切る時間以外は世間話をすることが多いです
国のこと生活のこと友人家族のこと自分のこと…
「ぼくの国は鉄道が一本しかないんだよ」
「基本大きな休み2ヶ月取れてみんなほとんど移住みたいに旅をするんだ」
「彼女がいないのは頭が痛い、けど彼女ができたらできたでそれも頭が痛いね」
話すことは日本とそうそう変わらないのかもしれません
けれど、一つだけいつも新鮮だなと思うのが
「では何故あなたはその選択をしたの?」と問いかけられることが多いことです
基本的に否定も肯定もしてきません、ただ何故その判断をしたのかに興味があるようです
これはあまり日本の会話にはないシチュエーション
私なりに少し考えてみました
日本は謙遜しつつ間接的に物事を進める気質があるのでどんな人と会話をしても自然と調和は取れますがはっきりとはしないですよね
海外の方はすぐに核心をついてくるので話が早い
これは自己のあり方がより大事になる海外の文化がそうさせるのかな
結果を俯瞰的に捉える日本と、過程をピックアップしてくる海外
私はそこの観点はとても面白いし、今の時代にはとても大事なプロセスなのでは?とも思う
過程をピックアップして認識することで何が起こるのか
私個人の感覚なのですがよりその人の人となりがわかる気がします
性格や育ちや経験などのね
例えば目の前にストロベリーキャンディとソルトチップスがあるとします
どちらを選ぶかで甘党か辛党かわかるといった具合に
先日の撮影中もそういう会話をしていました
カメラマンとモデルという立場で初めて出会い
1時間後にはハグして帰る
トップの写真はその時に梅田の街をバックに撮影してもらったものです
今、よく多様性というワードが飛び交っていますね
人によっては認識もあやふやなまま容認せざるを得ない状況にいる方といらっしゃると思います
そういう時は「why?」「なぜあなたはそうしたの?」
と問いかけてみるのがいいかも、深く相手を知るきっかけになるのでは?
人に一歩踏み込むのは勇気はいりますが、ぜひ
私「なぜあなたは英語を学ばない?」
私「勉強が苦手なんだよ」
私「(向上心のない根っからの面倒くさがりだな…)」
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