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セッション

仕事のない日、時間は何をしてますか?
とよく聞かれます

大概はカフェ巡りか、お買い物か、猫と戯れるか、観劇か…
それらと同じ頻度で撮影をしています

撮影?お仕事じゃん?いえいえ
お仕事とは別の次元での撮影です
個人的にそれを“フォトセッション”と呼んでいます

例えばスタジオをレンタルして
仲の良いフォトグラファーさんとヘアメイクさんと一緒に
はたまた街中でゲリラ的に撮影したり
いわば好きな時間に好きなスタイルで好きに撮影するのです

ただ単純に撮影が好きだ、という理由もあったり
その撮影した作品がお仕事に繋がったり、なんてこともあり
割と精力的にフォトセッションをしています

日本の方もお声がけいただくのですが
最近はありがたい方に海外からのフォトグラファーさんとの撮影が続いています
なんだか知らないところで自分が所謂バズっているんじゃないかと錯覚するくらい、問い合わせが来ています(そんなことはない)

前にも書いたかもしれませんが、私は英語が全く喋れません
全幕カタコトニュアンス簡単英語で乗り切ります

なので撮影指示が飛んだところで7割くらい理解していません(絶対ダメなやつ)
…なんですが、なんでしょう、不思議なことなんですが
カメラを介して会話をすると、意図していることがすっとわかってしまうんです
どう表現して良いかわかりませんが、そんな感覚が多くあります

撮影という相手との行為で生まれるアドリブ的なもの
経験値的に基づいた感覚なのかもしれませんが
それが自然と発動して最高の一枚になること

私は音楽を勉強していた時期がありますし
音楽を仕事にもしています
音楽の世界では“セッション”という言葉がよく飛び交います
その“セッション”がモデルの撮影時にも起こるこの感覚が
最近は特に好きだなと思うのです

なのであえて“フォトセッション”と言います

…えーっと、粋がっていると思われたくないので
会話では発したことありませんが…

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