虚ろな十字架 東野圭吾
9年前に読んだことなので細かい描写は忘れてしまっているが
わたしの中で衝撃的なシーンばかりが頭の中に残っている
東野圭吾お得意の犯罪との向き合い方みたいなところを掘り下げている作品
「手紙」もいい作品だったがこちらも読者に考えさせる
罪を償う手段として死刑が最善なのか、それとも虚ろな十字架を背負い贖罪するのがいいことなのか
死刑のいいところは犯罪者はその後、人を殺せなくなるというようなセリフがあった
確かに殺すのがやめられない人には最善の刑である
個人的には死刑か贖罪かそ