マリールゥのパンケーキミックスの始まり。
今から10年ちょっと前に「にいがた空艸舎(にいがたくうそうしゃ)」と言うイベントがありました。
カメガイアートデザインの亀貝太治さんのお声がけで、F/styleのふたり、現finch designの石丸英宜さん、のみの音楽舎の藤井夫妻、そしてmarilouのふたりで企画を始めて、たくさんの新潟の仲間たちの協力を得て都合3回開催しました。
この「にいがた空艸舎」自体が、今の新潟のローカルシーンを語る上でとても重要な役割を果たしているのですが、その話はとても長くなるのでまたいつか。
この3回目のテーマが「新潟観光」で、今でいう「ローカルツーリズム」の先駆けだったと思うのです。本当に、今考えてもとても先進的なイベントでした(F/styleと亀貝さんの視座の素晴らしさですよ!)。
この時に主催メンバーが小さな地元のお店の好きなものを集めて新潟のお土産コーナーを作ったのですが(これもいわゆるお土産コーナー感がなくてとても素晴らしかった)、「何かmarilouでオリジナルのお土産を作ってもらえないか?」とお題をいただき、パンケーキミックスを作りました。
この時に運営していたcafe marilouはマクロビオティックをベースにしたビーガンカフェだったので、卵乳製品不使用は当たり前。卵も牛乳も使わなくても、遜色なく、というかむしろそれを超越して美味しい!パンケーキミックスを作ろうと腐心しました。
それまで、ビーガン向けのパンケーキミックスってほとんどが海外産で、美味しいと思えるものが殆どなかったんですね。
開発担当の英美子がとにかく何度も何度も試作を重ねて、この後も何度もマイナーアップデートを重ねて、今の「マリールゥのパンケーキミックスORIGINAL」が出来上がりました。
当時の写真を見ると、(ブレないと言うか愚直というか…)今と全くコンセプトも素材も変わることなく作り続けていることがよくわかります。
同人誌のような簡素なパッケージが本当に懐かしいです。
当時は息子が生まれてほぼ1年、私がカフェで調理や接客をして、妻は家でほぼ育児に専念する日々。
しかし家にずっといるだけでは勿体ないから、何か家でできる内職的な仕事があるといいね、なんてこのイベントが終わっても気が向いた時に生産して時々店頭で販売するという日々が続いていました。
そんなある日、F/styleから「展示会に来てくださったお客様のお土産にしたい」という依頼をいただきました。
これがとても大きな転機になるのでした。
----------
もしこの記事を読んで興味が出たら、是非「マリールゥのパンケーキミックス」を食べてみてください。通販、もしくは全国のお取扱店にてお求めいただけます。
こちらの記事を面白いと感じて頂けたら「♡」をポチしていただければ幸いです(「♡」はnoteにユーザー登録していない方でも押すことができます)。
コメント、フォロー、シェアも大歓迎です。
marilouは各種SNSをやっております。よかったらフォローをお願いします!
instagram @cafemarilou
twitter @marilou_niigata
お店のホームページ、オンラインショップはこちらからご覧ください。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?