マリールゥのパンケーキミックスのベースにあるもの。
marilouはカフェからスタートしています。
2001年12月にオープンし、当時はオーナーである英美子が一人で切り盛りしていました。
開店当初は「世界の家庭料理」がテーマで、まだカフェが少なかった新潟では感度の高い女子たちがたくさん集まっていたそうです(思い返しても本当にとんがって面白い人たちが集まるお店でした)。
2005年にマクロビオティックを知った英美子は、その素材を活かしたシンプルな調理法と味わいに惹かれ、お店のメニューを玄米菜食のものに大きく転換して行きます。
とほぼ同時期に私と知り合い速攻で結婚。
対する私はマクロビオティックの哲学と精神性に深く感銘を受けてマクロビオティックの世界に心酔して行きます。
2006年から私はマクロビオティックの教室に通って理論と調理方法を学びつつ、それを英美子にフィードバックして、カフェは実践と交流の場として常に面白い実験をし続けていた気がします。
当時にマクロビオティックを通じて出会った人たちは、今でも私たちの生活のベースとなっていて、本当にとてもありがたく貴重なものです。
それからは一貫してmarilouと我が家の食生活のベースにはマクロビオティックの考え方がベースにあります。
マクロビオティックというとストイックな玄米菜食と思われがちですが、本来は玄米菜食は健康になるための手段の一つであり、それ自体が戒律だったり目的だったりというわけではありません。
マクロビオティックの面白味は日々の生活のおける実践の哲学にあると言っても良いかもしれません。
一般的(絶対的)な善悪二元論から、マクロビオティック的(相対的)陰陽の眼鏡をかけて視点を変えて日々の生活を送ることにより、ありとあらゆる事象に対して気づきが見えてきます。
もしご興味がありましたら、創始者の桜沢如一さんかアメリカでマクロビオティックを広めた久司道夫さんの著書をお勧めしておきます(思想や宗教は源流に近い方が本質的ですよね)。
ちなみに我が家の食生活は紆余曲折ありましたが、穀菜食をベースにしつつ季節の魚介と信頼できる養鶏家さんの卵、時々のお肉と乳製品、外食するときは楽しく自由に!という風に落ち着いております。
時代や生活スタイルの変化によって、日々の食生活も常に変化しています。
という感じで、実は「マリールゥのパンケーキミックス」はマクロビオティック的な視点のもとで
・できるだけ体に負担の少ないもの。
・できるだけシンプルであること。
・そして何より、美味しいこと。
ということをベースに、宗教や主義主張や体質などを超えてできるだけ多くの人に食べていただけるように、生活の楽しみや助けになるようにと開発し、日々製造に励んでいます。
マクロビオティックについては、今はあえて表立って発信することもないのですが、私にとっては今でもとても大切なものです。
noteのような場所であれば良いかな、と思い久しぶりに綴ってみました。
写真はカフェ時代に提供していた玄米菜食の定食です。
時々写真を見つけると「こういう定食食べたいなぁ」と作っていた自分でも思えるものを提供していました。
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もしこの記事を読んで興味が出たら、是非「マリールゥのパンケーキミックス」を食べてみてください。通販、もしくは全国のお取扱店にてお求めいただけます。
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