9.孤島の鬼
オーディブルとKindleで無料だったので、読んだり聴いたりしながら読み終えた。
BLを好きになると必ず『孤島の鬼』に出会うんだけど(多分)その当時は地元の図書館になかったので読めずにいた。
最近ふと江戸川乱歩も青空文庫で読めるようになったよなーと思い出して読むことに。
読んだ後、絶対に『諸戸ぉー!!!!!!』と叫ぶ作品。叫ぶよこれは。
なんて恐ろしく面白い作品なんだ。こんなサスペンス小説が90年も前に?!天才か乱歩?!
はー、本当最後までドキドキハラハラしてしまったし、シャム双生児の日記は怖くて具合が悪くなったほど。
あと、これBLが大好きだった高校大学生の時に読まなくてよかった。蓑浦が最後の最後まで女性好きであったことをうまく処理出来なかったと思うので(先にカプを作ってしまい、ストーリーが入ってこない例)今読めて良かった。あと、今読むと諸戸×蓑浦より一生片想いの諸戸のほうが不憫で悲しくていい…。
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