ブリタをついに買い替える
浄水器のブリタを愛用してはや7年。
蓋の締まり具合が甘くなってきて、テープで補強しながら使っていたのだが、水を注ぐ時にパタっと開く部分が欠けてしまい、ガタガタになってきた。
ガタガタになるくらいならいいのだが、本体を傾けたときにきちんと開かなくなり、水が溢れるトラブルが出てきた。
最初は蓋だけを買い替えられないのかと探していたのだが、蓋だけはどうやら難しそうなのだ。
もはや蓋についているフィルター交換お知らせ機能は使えなくなっており、カレンダーに手書きで印を書き込むことでフィルター交換を忘れないようにしていたし、これは流石に限界なのだろうかと、諦めることにした。
新しいブリタはピッカピカで、いかにこれまでのブリタを使い倒していたかを目の当たりにした。
ペットボトルの水を買うのはお金の無駄遣いだし、ゴミも出るし、あれやこれやとあんまりポジティブになれないことばかりがついて回るので、我が家は水はブリタが不可欠になっている。日本の水道水は綺麗だけれど、やっぱり水道のままだとどうしても味に違和感を覚えてなかなか飲めない。もちろんもっととんでもないクオリティの水が水道から出てくる地域の方が世界では圧倒的に多いことは承知なのだが、それでも日本の水道水をそのまま飲むのは味として辛いと感じてしまう。
ブリタを通すことで、その飲みづらさが多少緩和される。犬も水は毎日じゃぶじゃぶ飲むし、ここは水について多少出費してもいい部分なのではなかろうかと思い、愛用している。
使い倒したブリタのプラスチックは結局はゴミになってしまう。
サンダルのテバのように自社回収プログラムがあればいいのになと思った。
消費者がそう言うのは簡単、でも実現するとなるとやっぱりなかなか簡単ではないのだろうけれど。
自社回収といえば、いつも特に夏になると思うのは、ネイル。
色々とモヤモヤすることが多すぎてネイルを塗ることから離れて数年経つのだが、いつも思うのはネイルが入っている瓶の行末なのだ。もし使い終わったネイル瓶を自社回収してガラス瓶と中身の処理を環境に配慮しながらしてくれるシステムがある会社が登場したら、そこのネイルを塗るのに、と思う。もちろんそのネイルは動物実験をしていないことが大前提なのだが。
ネイルの瓶は自治体によって処理が違うかもしれないが、多く見られるのは、中身を拭き取るなどして捨てて瓶は燃えないゴミへ、というものだ。
そもそもネイルの瓶の中身、ネイルラッカーを綺麗に取り除くのはなかなか難しい。
ネイルを塗りやすいように瓶の口は狭くなっている場合がほとんどだ。
そんな瓶の中身をどうやって綺麗にしたらいいのか。
除光液を中に入れて振って、えーとそのあとはティッシュか何かに吸い取らせる?
その瓶は結局、匂いも色も完全には取り除ききれないものだから、リサイクルの瓶回収には出すことができず、燃えないゴミ扱いになるのだ。うーん。毎度ここで、うーんと唸って、「ネイル買いたいな、塗りたいな、でもなあ」で、終わる。
今の所、自爪を綺麗に整えようと奮闘しているのだが、なかなか納得のいく爪にはまだ仕上がっていない。
今年は自爪ケアにさらに力を入れて学びを深めようか、と、新しいブリタを触る自分の爪を眺めながら悩む。
今回我が家で買ったのはこのブリタ。蓋の開き方が先代とちょっと違うので、慣れるのに時間がかかりそうだけれど、とにかく蓋が落ちたり水が脇からジャージャー漏れたりしなくなったので快適である。フィルター交換の目安になる電子表示は同じ。ニヤニヤしながらスタートボタンをむぎゅっと押した。