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背中ニキビを消した方法

20代の頃、背中の真ん中にできるニキビに悩まされていた。
どうしようもないのかと思っていたのだが、ふとしたきっかけから、原因を推測し、見事に背中にニキビが出なくなったことがあった。

結論から言うと、原因は髪の毛とリンス、整髪剤やトリートメント剤だった。
最も効果的だったのは、お風呂から上がる前に今一度背中をお湯でしっかりと流すことだった。髪の毛の艶を気にするがため、リンスやトリートメントに力を入れていた私の背中は、髪の毛についたリンスやトリートメントを流しきれずにいたのだ。しっかり流したつもりだったのだが、お風呂から出る直前にもう一度お湯を背中に流しながら届く範囲だけでも手で軽く擦るようにした。すると1ヶ月も経たないうちに背中のニキビが減ったのである。

またある時、髪の毛を少し短めに切ったことがあった。肩につくかつかないかくらいの長めのボブスタイル。すると首回りと顎周りにニキビが出始めた。経験からこれは髪の毛の刺激が原因だろうと推測し、髪が伸びるまでなるべく髪を束ねて生活をし、首回りに毛先が当たらないくらいまで伸ばしたら、あっさりニキビも無くなった。

髪の毛のトリートメントも重要だが、肌はもっと大切だと感じた私は、以来、ヘアケア用品には顔につける化粧品と同じくらい気をつけている。

最近は、顔にも髪にもつけられるオイルをヘアケア用として愛用しているのだが、とても調子が良い。艶出し効果は多少物足りなさを感じることもあるが、肌荒れをしないことをとても重要視している私としては、この万能オイルによるヘアケアは満足度が高い。

と言って、高級品を使っているわけではなく、今愛用中なのは無印良品のスウィートアーモンドオイルである。

50mlのスウィートアーモンドオイルにハッカ油3滴とラベンダーのエッセンシャルオイル2滴を入れて使っている。エッセンシャルオイルを加える場合は、容器はガラス製の遮光瓶が望ましいとは思うのだが、横着して50mlで売られている入れ物のまま使っている。(一応、容器から問題が起きたことはこれまでないのだが、真似される方は自己判断でお願いします。ガラス遮光瓶で作った方が確実にオシャレ度は上がる気がする・・・。)

スウィートアーモンドオイルを手に取ってお風呂上がりでタオルドライした髪に揉み込む。それから乾燥させると、しっとり仕上がるのだ。髪が乾いた後に物足りなければ、少しスタイリング剤として追加でつけることもある。

手について余ったオイルはそのまま爪の先や手の甲、肘や膝、踵などに馴染ませてしまう。全身1本でケアができて便利だし、整髪系の成分が肌に付着することで肌荒れしてしまう心配もない。余ったオイルが指についている間に、ついでに頭皮も揉む。

余談だが、ヘアスタイルや着物の着付けの美容師さんのためのコンテストがあった時に、頻繁にコンテスト出場用モデルで呼んで下さっていた仲良しのスタイリストさん曰く、顔の皺はとにかく頭皮!だとか。顔の皮と頭の皮は繋がっているから、頭皮から引き締めてケアしないと顔だけどんなに頑張っても効果が半減なのよと。非常に説得力のある話で、以来私は20代の頃から頭皮を揉んだりケアしたりすることにも力を入れている。

頭皮と髪の毛から他の部分に影響していることは意外と多い。


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MariKusu
温かいサポートに感謝いたします。身近な人に「一般的な考えではない」と言われても自分の心を信じられるようになりたくて書き続けている気がします。文章がお互いの前進する勇気になれば嬉しいです。